雪国のあるあるってなんだろう?新潟県民が振り返ってみた!

[chat face=”front_20200801_211436.png” name=”ことは” align=”left” border=”none” bg=”blue” style=””]
こんにちは。
ことは(@kotohaweb1)です。
いつもことはログをお読みいただきありがとうございます。[/chat]
寒くなってくるともうすぐ雪かあ…嫌だなあ〜
雪国のあるあるを知りたい
雪国の生活に興味があるけど、冬が不安
雪国に住んだことがある人ならでは苦労やあるあるってちょっと気になりませんか?
(一方的〜!笑)
ちょっと寒いところに移住を考えているのなら知っておいて損はないはず!きっと!
[chat face=”front_20200801_212504.png” name=”ことは” align=”right” border=”none” bg=”green” style=””]そこで今回のテーマは「雪国あるある」![/chat]
[box02 title=”*この記事でわかること*”][jin_icon_check color=”#e9546b” size=”18px”]新潟県民が教える雪国あるあるを紹介[/box02]
[jin-fusen1-even text=”この記事を書いている人”]
生まれも育ちも新潟な生粋の新潟県民
雪国の人にはわかる〜!!となるはずなんですが、自分が住んでいる地域だけだったらすみません〜!
雪に触れるのは学生の頃の方が多かったのですが、何年前になることやら…
なんとか記憶を手繰り寄せて書いています。
楽しんでいただけたら幸いです!
雪国あるある【新潟県民の場合】
早速ですが、雪国のあるあるを場面別に紹介していきます〜!
[jin-iconbox02]
- 学生編
- 運転編
- 家庭の日常編
- ややマニアック編
[/jin-iconbox02]
[jin_icon_bookopen size=”20px” color=”#87cefa”]学生編
まずは学生時代から振り返ってみます。
[box03 title=”雪国あるある学生編”]
- ツルツルの通学路を走れる人最強
- クラスに一人は半袖短パンで極限まで乗り切る
- 授業でスキー教室
- ストーブの上でたらいに入れたお湯を温める&日直がお湯を補給する
- かっこいいツララは家まで持って帰る
- 通学バスがなかなか来ないから毎朝遅刻する
- 猛吹雪でも学校休めない
- 寒いのに女子のスカート短すぎ
- 授業中はブランケット必須
- 外部活はひたすら筋トレ
[/box03]
私はよく通学路ですってんころりんして尻もちをつくどんくさい子供だったので、ツルツルに凍った道をスタスタ歩ける同級生は本当に最強だと思ってました!!
もう羨望の眼差しです。というかそれでマウント取ってる子とかいました(笑)
ものすごい坂なのに、颯爽と歩いたり走ったりできる人は、もう男女問わずかっこいい〜!
これは小学生に多いと思いますが、下校中に長くて大きなツララを見つけたら、ぜったい家まで持って帰ります。男子なら途中でチャンバラがはじまりますね。
(先に折れたほうが負け。)
また、クラスに一人は大雪なのになぜか半袖短パンで登校してきます。鍛錬してるんですかね?
一方で高校時代はけっこう辛い思い出が。
新潟県って女子高生のスカートが日本一短いって昔話題になっていたのですが、ご存知でしょうか?
そうなんですよね。規定は普通なんですけど、なぜか短く履くのがステータスというか。
スカートを折って短く履くためのベルトも当時はいくつか持っていました。
で、これ冬になってもそのままなんです。
私の通ってた高校は
- 1年[jin_icon_arrow color=”#191970″ size=”16px”]素足
- 2年[jin_icon_arrow color=”#191970″ size=”16px”]タイツOK
- 3年[jin_icon_arrow color=”#191970″ size=”16px”]ジャージOK
という暗黙の上下関係ルールがあり、寒くても1年はミニスカート+素足で頑張るっていうのがありました。(校則ではなく生徒同士でなんとなくあるやつです。)
スカート短くしなきゃいいじゃん!と言えばそれまでですが、それだとかっこ悪い!と年頃ならではのプライドがあったんですよね〜
3年生になれば、スカートの下にタイツ+ジャージがOKになるんですが、さすがに見た目がだらしないので、先生に注意されることも。
あと、私は弱小テニス部だったのですが、野外で普段練習する部活って雪積もると筋トレするしかないんですよね〜。
弱小だったので、体育館ヒエラルキーでも最下層で、なかなか貸してもらえず(泣)
[chat face=”front_20200801_212207.png” name=”ことは” align=”left” border=”none” bg=”green” style=””]高校時代の冬はちょっと切ないことが多かった…[/chat]
[jin_icon_car size=”20px” color=”#87cefa”]運転編
続いて運転編。運転嫌いなので恐怖しかない。
[box03 title=”雪国あるある運転編”]
- スノータイヤは極限まで替えない
- 定期的に車の雪を落としに行かないといけない
- すぐに運転できない
- お湯必須
- わだちがこわすぎ!
- ハイビームでも吹雪で前が見えない
- 除雪グッズ常備
- 駐車場の線がわからずテキトーに止めがち
[/box03]
私は雪予報が出る前に速攻でスノータイヤに替えるんですけど、雪降り始めてもタイヤ交換しない人ってちょいちょいいるんですよね。
まだいけるだろう、みたいな感じでギリギリまで替えない人多い気がします。
あとは、大雪の日は気がつくと車が雪だるま状態になるので、数時間に1度は車に積もった雪を落としに行ったり。
また、朝と夜の運転は乗るまでに時間がかかります。
まず車の出入り口を確保するために雪かき、そして凍った窓を溶かすためにしばらく待たないといけません。
急いでるときは、お湯をフロントガラスにかけて時短してました。
(車にはよくないらしいですが。)
いざ出発!のときには、けっこう息切れてます…
車道もいろいろな車の轍が凍った跡がありますので、ハマらずにズレるとめっちゃこわい!
そして駐車場も除雪してなかったり、すぐ積もったりする状態だと、もう白線が見えなくて、みんな、なんとな〜くで止めます。
[chat face=”front_20200801_212207.png” name=”ことは” align=”left” border=”none” bg=”green” style=””]そして溶けたら、めっちゃ変なとこ止めてた!と若干恥ずかしくなる…[/chat]
車の運転はとにかく除雪から!なので、車内には多くの除雪グッズを完備しています。
これやる人はあまりいないかもしれませんが、私は冬場だけ車のトランクに夏タイヤを積んで、滑らないよう重し代わりにしています。
https://inakagurashi-farmer-webwriter.com/countryside-license/
[jin_icon_home size=”20px” color=”#87cefa”]家庭の日常編
そして、家庭の日常編。だんだんネガティブになってきたような。
[box03 title=”雪国あるある家庭の日常編”]
- 起きたら雪かき、職場でも雪かき、帰宅しても雪かき
- 除雪車がくるの遅い場所があると泣く
- 服を布団で温めておく
- 屋根の下はとにかく危険
- 夜空がとんでもなく綺麗
[/box03]
なんといっても、冬は雪かき三昧です。
起きて家から出るために雪かき、職場に着いたら職場の雪かき、そして帰宅時にも家に入るための雪かきです。
さっき綺麗にしたばかりなのに、もう積もってる…と外を見て絶望することもしばしば。
子供の頃は雪が多いと楽しめましたが、大人になると「雪かき」が脳裏に浮かんで全然嬉しくない。
私服を着るときには前日の晩に翌日着る服を布団の中に入れて温めたりしていました。
[chat face=”front_20200801_211521.png” name=”ことは” align=”left” border=”none” bg=”green” style=””]え、もしかしてマイナー?[/chat]
キンキンに冷えた服に袖を通すのは勇気が必要なので、事前にあたためておけば、安心ですよ。
また、屋根の雪は本当に危険です。
毎年落雪の事故もニュースになってますね。なので、屋根の真下を歩くと家族に怒られます。
よくないあるあるばかりなので、最後に良いものを。
冬の夜空って本当にきれいなんです!!
空気も澄んでいて、星もはっきり見えます。
写真技術がなくて、写真はないですが。(すみません!)
でも、田舎×雪国の夜空はとにかく最高!
私は毎年家の前でぼーっと眺めています。
[jin_icon_flower size=”20px” color=”#87cefa”]ややマニアック編
最後にちょっとマニアックなあるあるです。
共感してくれる方がいたら嬉しい〜
[box03 title=”雪国あるあるマニアック編”]
- 転ぶのがこわいから傘を杖がわりにする
- 歩道の雪かきをしてくれる人は神
- 正月は猟友会の人が来るので家から出てはいけない
- 冷え性だと自力で服のボタンを留められない
[/box03]
雪国の人って、雪だと傘をなぜかささないっていう人多い気がします。
私は転ぶのがこわいので、傘をさす目的でなく、杖として傘をいつも持ち歩いています。
また、歩くことが多い人なら伝わると思いますが、歩道の除雪をしてくれてるかどうかって重要ですよね。
なので、歩行者のために、綺麗に除雪してくださる方には頭が上がりません。
特に、幼少期は通学路の安全が確保できているかどうかは死活問題です。
除雪されていないと、学校にたどり着くまでにダンジョンに挑むみたいな感じになります。
この経験から、職場周辺に通学路があったときは、ちょっと早く出勤して、近くの歩道の雪かきをしてましたね〜
また、完全に限られた超絶田舎地域でしかないと思いますが、お正月だけ猟友会の方が家屋周辺の野生動物を捕りにくることがありました。
(雪についた足跡で動物を探すらしい。)
今はもう高齢化でやる人がいなくなりましたが、子供の頃は撃たれるから家から出るな、とよく言われたものです。
あと冷え性だと雪国生活はしんどい!
[chat face=”front_20200801_211811.png” name=”ことは” align=”left” border=”none” bg=”green” style=””]服のボタンの留めはずしができない!![/chat]
コートとかのボタンを別の人に留めて〜、はずして〜って大人になってもお願いしてました(笑)
雪国で良かったと思うとき
雪国のあるあるを紹介してきましたが、いやなことばかりではありません。
それなりに良かったと思うときもあります。いや、そう思い込ませています。
[jin-iconbox02]
- 日常の文明の力に感謝する心が芽生える
- 家族の時間が増える
- 運動不足解消
[/jin-iconbox02]
日常の文明の力に感謝する心が芽生える
春になるとそれまで雪のせいでうまくいかなかったことがすべて通常通りになるんです。
[chat face=”front_20200801_211521.png” name=”ことは” align=”left” border=”none” bg=”green” style=””]これ本当に感動します!![/chat]
安全に道を歩けるって、運転できるってありがたいな、と真っ先に「雪のない道路」へ感謝の気持ちが湧いてきます(笑)
また、冬の間も、屋内に入ればエアコンやこたつ、ストーブと暖房器具があって、暖かさに感謝することも。
当たり前のようにある家電にも、いつも以上にありがたみを感じるんです。
雪国で外が過酷な状態でないと、なかなかここまでは感じられませんよね。
家族の時間が増える
冬場は外出する頻度が減りますので、家で過ごす時間が増えます。
そうすると、家族とコミュニケーションを取る時間も必然的に増えますよね。
家族団らんの時間を他の季節よりも多く取れるぶん、心なしか会話も弾むような?
運動不足解消
雪が降れば1日数回の雪かきが必ずありますので、寒くても汗をかけるんです!
運動不足解消に、雪かきは良いですね〜
しんどいけど!!!!
雪国あるあるを乗り切るグッズ
最後に、これを置いとくと便利!というものを紹介します。
[jin-iconbox12]
- 場所別に長靴
- 塩カル
- スノースコップとブラシは数種類
- 持ち運べる軽量電気ストーブ
- エンジンスターター
[/jin-iconbox12]
場所別に長靴
長靴は超必需品ですが、どこに行くにもあった方が便利なので、車に1足・職場に1足を常備していました。
朝は積もってなかったからいいや、と靴を履き替えてしまうと帰るのが大変になるので、基本的に置いといても大丈夫そうなところだったら、置きっぱなしで保管しておきます。
私が勤めていた職場では皆さんそうしていたので、冬場はロッカールームが長靴だらけに。
どの長靴が良いかはこちらの記事で紹介していますので、よろしければ。
https://inakagurashi-farmer-webwriter.com/boots-farmwork/
塩カル
次に融雪剤です。
塩カル=塩化カルシウムのことで、発熱するので融雪にぴったりとホームセンターなどでたくさん売られています。
特に滑りやすいところに撒いておくと、勝手に雪が溶けていくので、便利です!
[chat face=”front_20200801_211521.png” name=”ことは” align=”left” border=”none” bg=”green” style=””]坂道の道路などには塩カルの箱が置いてあったりもしますよ〜[/chat]
撒く場所を選ばないと腐食してしまったり、素手で触ると炎症が起こるなど、扱いには注意が必要なのがデメリットです。
スノースコップとブラシは数種類
スノーブラシやスノースコップもぜったいに必要ですが、何種類かを車に置いておくと便利です。
窓用のスポンジがついているもの、ガリガリ削ることができるもの、と様々あります。
私は長さが調節できるものを置いていました!
持ち運べる軽量電気ストーブ
あとはコンセントタイプの電気ストーブです。
軽いので、どこにでも持っていけます。
狭い範囲しか暖まりませんが、外から入ってきて、部分的に体を暖めたいときに重宝します。
エンジンスターター
最後にエンジンスターターです。
雪国にお住まいの方の多くは利用されているのではないでしょうか。
冬場は人がいないのに、エンジンがついている車を多数見かけますね。
職場などでも、帰る時間を逆算して皆さん15〜30分くらい前からエンジンかけていましたよ。
[chat face=”front_20200801_212207.png” name=”ことは” align=”left” border=”none” bg=”green” style=””]ちなみに、私は運転する頻度が少ないので付けていません!地道に溶かします…[/chat]
最後に:雪国のあるあるを知って対策しよう
雪国のあるあるを紹介してきました。
ややネガティブなものも多かったですが、学生時代などは学生にしか体験できないあるあるがたくさんあるので、割と貴重な体験したな〜という気がします。
雪国に住む方には当たり前のことでも、知らない方にとっては、まったく受け入れがたいこともあるかもしれません。
小さなことも細々お話しさせていただきましたが、知っておけば、冬場の過ごし方もちょっと快適になりそうですよね。
もし皆さまの中で、今後雪国で生活する機会がある方がいらっしゃいましたら、ぜひ活用していただければ嬉しいです!
このブログでは田舎の日常生活を記事にしています。
よろしければお立ち寄りください。
https://inakagurashi-farmer-webwriter.com/countryside-fashion/
https://inakagurashi-farmer-webwriter.com/name-of-house-countryside/
最後までお読みいただきありがとうございました!