ニート生活が辛い原因は何?なぜニートを辞められないの?社会復帰を目指すために私がやったこと4選
ニート状態が長引いてくると「しんどい」「辛い」といった気持ちがわいてきませんか?
私もニート経験者ですが、ニート期間中は自分の存在意義がわからなくなることもあって本当にしんどかったです。
本記事では、ニートの抱える辛さの原因や辛い気持ちを軽減するための方法を私の実体験も交えながら解説します。
辛い気持ちを少しでも減らして、日々の生活を今より有意義にできるお手伝いができれば嬉しいです。
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ニートが抱える辛さの原因とは?
そもそもニート中に辛いと感じるのはなぜでしょうか。
つらい、もうしんどいと感じる背景にはこんなことがあるのかもしれません。
周囲と自分が違うことの寂しさや孤独感
周囲と比べて自分は違うと感じると、辛い気持ちが増していきます。
例えば、働いていない罪悪感や劣等感があなたを苦しめているかもしれません。
また、ニートが理由で周囲から冷たくされたらどうしようといった不安から、人とも会いづらくなり、孤独感に悩む人もいるでしょう。
あるいは、社会との関わりがなくなることによる孤立感に苦しむ人もいるかもしれません。
私も働いていない自分が嫌になり、悩むことがありました。
「何しているの?」と聞かれるのが嫌だったので、人と会うのも当時は億劫でした。
金銭的な不安
金銭的に余裕がないと、ニート生活はどんどん辛くなります。
いつまでこのままの状態なんだろうか、と将来の生活に対して不安を抱くでしょう。
また自由にお金を使えないことに対してストレスを抱える人もいます。
変化の少ない日々の生活
ニート生活が長引いてくると、生活のメリハリがなくなってきます。
同じことの繰り返しで単調な日々に飽きてしまう人もいるでしょうし、暇すぎて時間を持てあましてしまう人もいるでしょう。
そんななか、代わり映えのしない生活に嫌気がさし、辛い気持ちになってしまうのかもしれません。
辛いのになぜニートを辞められないのか?
ニート生活は辛く苦しいものです。
しかし、辞めたいと思ってもなかなか辞められない人が多いのも事実。
なぜニートを辞められないのか、その理由について考察してみました。
家族が支援してくれて生活には困っていないから
実家で暮らしながらニート生活を続けている人は、家族が働いているため収入面で困っていないケースも多いでしょう。
今すぐに働かずとも、家族が生活を支援してくれているため外に出る必要がありません。
そうなると「まだ働かなくてもいいか」と現状を受け入れてしまい、就職のきっかけを掴めずにダラダラとニート生活を続けてしまう可能性があります。
自己肯定感が低くやりたいことが見つけられないから
ニート期間が長引いてくると、社会経験の不足により自己肯定感が下がってきます。
そうなると、自分のやりたいことが次第にわからなくなり、何に対しても意欲的になれない状態に陥るでしょう。
一方で、自己肯定感の低下とともに自分に課すハードルを高く設定してしまう人もいます。
そんな人は、すぐにできることはわからないものの、理想とする未来に関しては明確なイメージを持っています。
そしてこうなりたいという未来と現状とのギャップの差から自分をますます責めてしまい、なかなか前に進めずニート生活を続けてしまうのかもしれません。
外に出て人とコミュニケーションを取るのが怖いから
人との会話が苦手なことも、ニート生活を長引かせる要因になるでしょう。
日頃、家に引きこもって社会との関わりを避けていると、他人と話すこともなくなります。
そうなれば、人間関係を構築するのも億劫になり、外に出るのが嫌になるでしょう。
また、過去に人間関係で失敗した経験がある人も 「また失敗したらどうしよう」といった恐怖心から、ついついニート生活を続けてしまいます。
ニートが家族に与える影響は?周囲の人が感じるニートの辛さ
ニート生活が辛いのは本人だけではありません。
同居する家族も同じくらい、あるいはそれ以上に辛いケースもあることを知っておきましょう。
たとえば、家族はニート本人のために食事を準備したり、家事をしたり、そもそも生活費を稼いだりしています。
そんななか、本人の精神的サポートまでするのは大変です。
また、家族がニートだということが原因で周囲からひどいことを言われて、人知れず傷ついている可能性もあります。
そのため、ニート生活が長引けば長引くほど、家族もしんどくなっていくことを改めて理解しておきましょう。
辛いニート生活から抜け出すためにすべきこと4選
では、どうしたら辛いニート生活から脱却できるでしょうか。
劇的にとはいかずとも、小さなステップで自分を変えていけば、ニート生活を辞めるきっかけを掴めます。
ニート経験者の私も実践した方法ですので、ぜひ挑戦してみてください。
自分の状態を客観的に把握する
ニートであることを責めずに、まずは現状を受け入れ、客観的に自分を見てみましょう。
たとえば、以下のことを紙に書き出してみると、自分の状態を把握できます。
- 自分の置かれている状況は今どうなっている?
- 何が苦しいのか?
- 現状を見て、自分はどう思うか?
出てきた情報を見ても、自分に罪悪感を抱く必要はありません。
また、他人と比較する必要もありません。
ただ「今、自分はこんな状態なんだ」と客観的に把握することが大切です。
生活リズムや習慣を見直す
生活習慣を整えます。
もし夜型生活になっているなら、朝型のリズムに切り替えます。
また、炊事や家事を家族に任せきりにしているのなら、少しずつ自分で負担するようにしてみましょう。
ニートからの自立を実現するには、家族から自立するのが第一歩です。
家族に頼りすぎず自分で身の回りの管理ができるよう、できることから取り組みます。
私も夜型で寝るのが朝方だったことがありましたが、朝起きて洗濯など家事をするようにしました。
家族以外とのつながりを見つける
社会とのつながりを作ることも、ニートを辞めるきっかけ作りにできます。
趣味に関してSNSを始め、オンラインで他人と交流してみるのもよいでしょうし、地域のイベントに思いきって参加してみるのもおすすめです。
もし人と会話をするのが怖いなら、人と話すプロ(カウンセラーや支援機関)と関わってみるのもよいでしょう。
今は、スマホひとつで誰とでもつながれる時代です。
自分の気持ちを表に出すハードルも下がっていますので、できる範囲で人とつながってみましょう。
私のおすすめは、ココナラでカウンセラーと電話相談したり、チャット相談したりすることです。
対面で話すよりも簡単ですし、専門家が多く在籍しているのに安価に利用できる点が信用できます。
小さな目標を作る
やりたいことを小さなステップで見つけていくことも大切です。
たとえば「〇〇業界に就職したい」と漠然と決めるだけでなく、就職のためにやるべきことをリストアップし、簡単なことから取り組みます。
履歴書の書き方を学ぶ、自分の身なりを整える、業界に関して知識を身につけるなど、やるべきことはたくさんありますよ。
具体的かつ小さな目標を作って、ひとつずつ丁寧に取り組んでみましょう。
時間がかかっても大丈夫!
行動を継続していくことが重要です。
私もニート状態から開業届を出すまでに2年かかりました(笑)。
辛いニート生活は今からでも辞められる
ニート生活が辛くなる原因についてこの記事では解説しました。
- ニートが辛い原因は社会的孤立や金銭的不安、生活のメリハリ不足
- 辛いのに辞められないのは、頼る家族がいることや自己肯定感の低さ、対人関係への不安が原因
- ニートを辞めるには、現状把握や生活習慣の見直し、他者とのつながり作り、小さな目標設定が有効
ニート生活は本当に辛いものです。
しかし、いくら辛くても自分が変わろうとしなければ、辛い生活は今後もずっと続きます。
少しでも変わりたいと思うなら、この機会に一歩踏み出してみませんか?
自分にできることに少しずつ取り組んでいけば、ニートを辞めるきっかけとも必ず出会えます。
私も自分にできることを少しずつ始めたら、就職は難しくとも自宅での開業を実現できました。
あなたもきっと自分に合う方法で自立を目指せるはずです。
無理せず小さく行動を始めてみませんか?
もし取り組みの途中で辛くなったときは、誰かに相談したり、悩みを吐き出したりしながら休みやすみ前に進んでいけばOKです。
あなたが小さな一歩を踏み出せるようこのブログから応援しています!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!