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「心をつかむ超言葉術」感想:ラブレターから履歴書まで書ける

「心をつかむ超言葉術」感想:ラブレターから履歴書まで書ける
ことは
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[chat face=”front_20200801_211436.png” name=”ことは” align=”left” border=”none” bg=”red” style=””]

こんにちは。

ことは@kotohaweb1)です。

いつもことはログをお読みいただきありがとうございます。[/chat]

 

『心をつかむ超言葉術』という本が気になる方は、言葉を使うお仕事をされている方が多いでしょうか?

 

私もブロガーとライターを始めたので役立つ書籍はないか、とこの本を手に取りました。

しかし、読んでみたらもっといろんな方に読んでほしいと感じたので、今回記事にすることにしました。

[box02 title=”*この記事でわかること*”][jin_icon_check color=”#e9546b” size=”18px”]『心をつかむ超言葉術』の概要を紹介

[jin_icon_check color=”#e9546b” size=”18px”]読んだ感想と読んだ結果を述べます[/box02]

[jin-fusen1-even text=”この記事を書いている人”]

初心者ブロガーと駆け出しライター。
読んだら前向きに文章を書けるようになった

[chat face=”front_20200801_212504.png” name=”ことは” align=”right” border=”none” bg=”yellow” style=””]こんな疑問がある方におすすめ![/chat]

  • 心をつかむ超言葉術ってどんな本?
  • 読んだらなにが変わる?
  • だれが読むべき本?

ぜひ最後までお付き合いください。

 

『心をつかむ超言葉術』とはどんな本?

見出し1の画像

 

『コピーライターじゃなくても知っておきたい 心をつかむ超言葉術』は、コピーライターの阿部 広太郎さんが書かれた本です。

2020年3月5日にダイヤモンド社で発売されました。

 

阿部 広太郎さんは、宣伝会議コピーライター養成講座で講師もされている日本を代表する人気のコピーライターさんです。

 

『心をつかむ超言葉術』は7つの章で構成されています。

[jin-fusen3 text=”見出し一覧”]

  1. 自己紹介をしてみよう
  2. 言葉の正体
  3. 言葉に矢印を込めよう
  4. 感動屋になろう
  5. 名付けの力
  6. SNSで発信しよう
  7. 企画書はラブレターだ

 

文章術のテクニックを説明するのではなく「言葉を扱う」「企画する」方法について熱意をたっぷり込めて読者へ語りかけています。

そのため、どちらかというと『想いを伝えるためのマインドを鍛える』書籍と言えるでしょう。

 

『心をつかむ超言葉術』の感想

見出し2の画像

 

私は『心をつかむ超言葉術』を、このブログやライティングの仕事で役立てたいと思い、手にとりました。

[chat face=”front_20200801_212207.png” name=”ことは” align=”left” border=”none” bg=”yellow” style=””]正確には、SEOライティングにちょっとだけ疲れて迷走してしまった……というのもあります[/chat]

文章を書くってなんだろう?
と根本から意識を見直したいと思い、この本を選んだんです。

 

そして、私が『心をつかむ超言葉術』を読んでみた感想はこちら。

[jin-iconbox02]

[jin_icon_pencil color=”#000080″ size=”16px”]相手に思い出してもらえたら成功であると知った。

[jin_icon_pencil color=”#000080″ size=”16px”]言葉以外の情報を言葉だけで伝えてみる、を意識しようと思った。

[jin_icon_pencil color=”#000080″ size=”16px”]足を動かして経験を積むことが人生を前向きにするとわかった。[/jin-iconbox02]

なんだか壮大な感じ!(笑)

1点ずつお話ししますね。

相手に思い出してもらえたら成功である

 

まず、人に言葉で気持ちを伝えるには、伝えたい相手に、伝えたい内容や自分のことを思い出してもらうための設計を組むことが大切だとわかりました。

 

どんなに良い情報でもただ羅列しただけでは、それは伝わったとは言えない。

 

相手の記憶に残すためにたくさんの策を試していく必要があります。

たとえば書籍内では、こんなテクニックを紹介しています。

  • 文脈を引用

[jin_icon_arrow color=”#000080″ size=”16px”]他の人には新鮮だけど自分には見慣れている様式を使ってみる。(台本形式など)

  • 思い切り引き算

[jin_icon_arrow color=”#000080″ size=”16px”]言葉を入れず、写真だけ。一言だけ。

  • あえて足し算

[jin_icon_arrow color=”#000080″ size=”16px”]思いつく言葉のすべてを書きつくす。

 

これらのテクニックを仕事用のメールで試そうと思ったら無理なのでは? と私も一瞬だけ感じました。

でも、どうしても伝えたい思いがあるなら、いつもの文面とちょっと変えてみる工夫もありなのかな、と気付けました。

 

イメージが湧かないと思うので、私も考えてみました。

(※ものすごく極端な例です。たぶん怒られるのでマネしないでくださいね!)

 

いつもの場合)

『お疲れさまです。明日の先方への納品なのですが、1日だけ遅れてしまいそうです。大変申し訳ございません。1日だけ猶予をいただけないでしょうか?』

いつもならこんな感じで文章を作成するところ、どうしても1日猶予がほしい気持ちを伝えたいなら……

思い出してもらうために工夫した場合)

「お疲れさまです。1点ご相談があります。

進捗が遅れています。

猶予を1日だけいただけないでしょうか!!!!!!」

<土下座する写真(添付ファイル)>

 

必死さは後者のほうが伝わりそうですし、写真で思い出してもらえそうな気もしてきませんか?

[chat face=”front_20200801_211521.png” name=”ことは” align=”left” border=”none” bg=”yellow” style=””]無理やり感がありましたね(笑)。すみません。[/chat]

でも、毎日のちょっとしたやりとりのなかで、本当にこれで伝わるのかな、思い出してもらえるかな、と一度振り返って様式や書き方を改めるのも必要だと、本を読んで感じました。

 

言葉以外の情報を言葉だけで伝えてみる

 

最終的には文章で伝えたい。でも、文章から相手の脳内に景色を連想させることができるだろうか

 

言葉は文だけではないですよね。

著者の阿部さんは『手話』の例を実体験から挙げられていました。

手話は「体の言葉」「顔の言葉」でもあります。

 

私は、web上の「文字」だけで、パソコンやスマホの画面越しにいる人々へ情報を発信したり、自分の考えを述べたりしています。

しかし、そこから「体の言葉」「顔の言葉」は伝わっているでしょうか。

日本語という「文字」だけを使って上記の言葉を伝えるにはどうしたら良いのか、考えるようになりました。

たとえば、単語だけで状況や匂い・感情がわきあがってくることはぜったいにあります。

 

阿部さんは書籍内でこんな単語を挙げています。

「退屈」「毎日」「新学期」「青空」

上記の単語だと、人によって受け取りかたは全く異なりますよね。

でも、組み合わせによっては自分の伝えたい情景へ読み手を案内することができるのでは? と阿部さんは提示してくださっているんです。

 

そんなわけで私も考えてみました。

[jin_icon_star color=”#ffd700″ size=”16px”]「猫」「朝」「縁側」「桜」

[jin_icon_star color=”#ffd700″ size=”16px”]「終電」「汗臭いYシャツ」「缶ビール1缶」「割引のショートケーキ」「真っ暗なアパート」

 

どんな匂いがしてどんな景色が見えていますでしょうか?

[chat face=”front_20200801_211521.png” name=”ことは” align=”left” border=”none” bg=”yellow” style=””]この記事を読んでくださった方と私の思い描いた景色が近かったら嬉しいなあ。[/chat]

ただ思いついた言葉を並べる前に、別の単語で表現は可能か、きちんと景色を与えられているか、を考えるクセをつけなきゃと思わせてもらえました。

 

足を動かして経験を積むことが人生を前向きにする

 

そして、言葉から離れて実体験を積むことの大切さを教えてもらいました。

 

ライターをしていると「リサーチ作業」が必ずついてきます。むしろ、リサーチが最も重要とも言えます。(ネットで調べた情報だけで、記事を書いてしまっていることも多々あります)。

しかし、やはり自分で体験したことじゃないと説得力も生まれないですし、情報も表面的です。

 

『心をつかむ超言葉術』では、リサーチは現場主義でおこない、5倍の情報を得ることを推奨しています。

5倍の情報とは5感で得る情報のことです。

 

たとえば、とある商品のレビューを書きたいと思ったとき、ネット検索の情報だけでは視覚情報のみ。(つまり1倍)

でも実際にその商品を自分で使ってみたら……。

視覚・聴覚・嗅覚・触覚・味覚のすべてから新しい情報を得られるかもしれない。

 

他の人が気付かない部分に気付けたら、きっとそこに価値が生まれます。

つまり、新しい価値から自分の人生も前向きに捉えられるということです。

 

私も無理せず、可能な限りは自分で体験しながら記事を書いていきたいな、と改めて思えました。

[chat face=”front_20200801_211521.png” name=”ことは” align=”left” border=”none” bg=”yellow” style=””]実際にこのレビュー記事も、本を最初から最後まで読んだうえで書いています。[/chat]

 

以上が私が『心をつかむ超言葉術』を読んで特にグッときた部分です。

『心をつかむ超言葉術』を読んで起きた変化

見出し3の画像

 

では、『心をつかむ超言葉術』を読んで実際に私にどんな変化があったのかを最後にご紹介します。

[jin-iconbox03]

  • 模擬面接で褒められた
  • 履歴書をスラスラ書けた
  • 以前より記事内で「素敵」を使わないように心がけるようになった[/jin-iconbox03]

 

模擬面接で褒められた

 

私は現在、引きこもり中のニートでもありますのでそれなりに求職活動もしています。

[chat face=”front_20200801_212207.png” name=”ことは” align=”left” border=”none” bg=”yellow” style=””]ブロガーとライターはまだまだ修行中なんです……。[/chat]

 

そのため転職セミナーにも足を運ぶことがあります。

セミナーで模擬面接を受けた際には、質問に対してどうしたら相手が興味を持ってくれるかを考えながら答えるように意識しました。

 

すると、面接官役の方からべた褒めされたんです

本番もコレなら即採用です! とお墨付きまでいただけました。

きっとこの本を読んでいなかったら、当たり障りのないことを話して終了していたと思います。

 

自分の気持ちを相手の記憶に残すため、どんなストーリーでどんな表現を使えばいいかを少しだけ考えられるようになった気がします。

 

履歴書をスラスラ書けた

 

次に、こちらも求職活動におけるものです。

履歴書をスラスラと書けるようになりました

 

もちろん日頃からブログを書いたり、ライティングの記事を書いている影響もあります。

しかし、履歴書をひとつの企画書として捉えて、以下を考えながら書きました。

[jin_icon_pencil color=”#000080″ size=”16px”]どんな見出しを自己PRにつけたら印象深いか

[jin_icon_pencil color=”#000080″ size=”16px”]応募先企業の興味をひける単語は含まれているか

[jin_icon_pencil color=”#000080″ size=”16px”]応募先企業のことは十分に調査できているか

今まで履歴書に載せる言葉を、こんなにも深く考えたことはありませんでした。

 

自分の人生を見直しながら履歴書を書いて、応募先の企業に企画書として提出する。

企画書だと思えたらなんだか前よりも堅苦しいイメージではなくなった気がしています。

 

記事内で「素敵」を使わないように心がけた

 

最後に「素敵」という単語を使わないことです。

書籍内では「素敵禁止」を提案しています。

 

素敵ってついつい使いたくなっちゃいますよね。だって素敵だし。

でも、自分の素敵は相手にとっては素敵ではない可能性もある、と阿部さんは述べています。

私も一度は入力してしまった「素敵」をいったんバックスペースで削除して、他の言葉に変えられないかを意識するようになりました。

[chat face=”front_20200801_212207.png” name=”ことは” align=”left” border=”none” bg=”yellow” style=””]それでもやっぱり『素敵』以外では考えられない! と思わず使ってしまうことも。まだまだです……。[/chat]

『心をつかむ超言葉術』:読むべき人はこんな人

 

阿部 広太郎さんの『コピーライターじゃなくても知っておきたい 心をつかむ超言葉術』を読んだ感想を書かせていただきました。

この本には、コピーライターの実践的なテクニックも、実例とともにちりばめられています。

しかし、言葉で気持ちを伝えたいすべての人にとって読む価値がある本だな、と私は感じました。

 

阿部さんの熱い思いやお優しい心が、書籍からこぼれ落ちてしまいそうなほど伝わってきます。

私はたまたま文章を書く勉強をしていたり、こうして自分の気持ちを知らない人々へ発信できる環境を持っていたりするので、すぐに恩恵を感じることができました。

 

でも、普段から文章を書かない人にもきっと役立ちます。

たとえばラブレター。

 

安部さんも書籍の冒頭で「I LOVE YOU」のその人らしい訳し方について力説してくださっています。

そして、あとがきにも「心をつかむには愛を使わずに愛を伝える」と添えています。

ラブレターってなかなか書く機会がないですが、たまにはいいかな〜と思いました。読者さまも大切な方に書いてみてはいかがでしょうか。

 

あとは、もちろんビジネスメールや私のように履歴書に応用していくのもアリですね。

仕事の資料でも、家族や友達とのやりとりでも良いかも!

 

この本を役立てる場所は無限にあります。

私もこの本を読んで今回レビュー記事を企画しています。

[chat face=”front_20200801_211436.png” name=”ことは” align=”left” border=”none” bg=”yellow” style=””]たった1人にでも、この感動が伝われば私の企画は成功ですね。[/chat]

 

『心をつかむ超言葉術』と出会って前向きに言葉と向き合える人が増えますように。

最後までお読みくださりありがとうございました!

 

[chat face=”front_20200801_211436.png” name=”ことは” align=”left” border=”none” bg=”yellow” style=””]追伸:私は「I LOVE YOU」を「もうがんばらなくていいよ」と訳しました。いろんな方の訳を私も知りたいです!![/chat]

[jin_icon_backslash size=”16px” color=”#ffb6c1″]おすすめ本をほかにもご紹介しています♪[jin_icon_slash size=”16px” color=”#ffb6c1″]

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