地元に貢献したい!地元でできる仕事10選|就職・転職時に使える自己PRのポイントも解説
誰にでも人生を見直すタイミングが訪れます。
そんなときにふと考えるのが「地元への貢献」です。
自分が育ってきた地域に対して、せっかくなら何かをしたいと考える方もいるでしょう。
しかしながら地元に貢献するには、どんな活動や仕事をすればよいかわからないと感じませんか?
そこで本記事では、社会人に向けて地元に貢献するためにできることを解説します。
- 地元に貢献するには何をすればいいの?
- 地元でできる仕事10選
- 地元で就職・転職時に使える自己PRのポイント3選
- 田舎出身でUターンした田舎在住者
- 在宅ワークで自宅開業に成功!
- 実家で家業の農業もしながら両親と同居中
- キャリアカウンセラー資格保有
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この機会に地元について調査し、自分にできることを探してみましょう。
地元に貢献するためにできること
早速ですが、社会人が地元に貢献するためにできることには以下があると、私は考えます。
- 地元にUターンする
- 地域密着型の仕事をする
- 地域企業やプロジェクトを寄付などで応援する
地元にUターンする
まずは、自分の生まれ育った場所へ戻ることです。
地元に戻り、地元の商品を購入しながら生活することは、十分な貢献につながります。
特に、若い人が減っている高齢化地域ではたったひとりのUターンがあるだけでも大きな効果があります。
地域住民にとっても、若い人が地元に戻ってくることは励みになるでしょう。
地域密着型の仕事をする
地元に根付いた企業や地域密着型の企業で働くことも貢献のひとつです。
詳細な仕事はこのあと紹介しますが、地元の産業を盛り上げたり、魅力を発信したりするような仕事なら、地元を知らない人にもあなたの地元を広く認知させられるかもしれません。
地域企業やプロジェクトを寄付などで応援する
地元の人が発信しているプロジェクトに対して、寄付をすることも立派な貢献だといえるでしょう。
寄付であれば、遠方に住んでいても応援できます。
また、あなたの寄付したお金がそのまま地元のために使われるとわかるのは、気軽ながら嬉しいものです。
ふるさと納税も地元に寄付できる活動のひとつですね。
地元に帰ってからできる仕事10選
地元に貢献するために地元に密着した仕事をしたいと考える方に向けて、ここからは代表的な仕事を10個紹介します。
地域おこし協力隊
地域おこし協力隊は、自治体に雇用されながら、地元の産業活動の支援や、住民のサポート業務などをおこなう仕事です。
まちおこしに直接関われる仕事のため、やりがいも大きいでしょう。
地域おこし協力隊になると住居費や光熱費を自治体側が負担してくれるケースも多いことから、特に移住者から高い人気を集めています。
ただし、地域おこし協力隊の仕事は数年程度の任期で終了します。
そのため、地元企業への就職や転職を目指す前段階として取り組むのもアリだといえるでしょう。
公務員
公務員も自治体から雇用される仕事で、その業種は多岐にわたります。
- 役所勤務
- 警察官
- 消防隊員
- 教員 など
いずれも地域の課題解決に大きく貢献できる仕事です。
どの仕事も地域住民が日々安心して暮らせるよう、さまざまな角度からアプローチしていきます。
近年では、まちおこしに特化した業種や部門を設けている自治体も多くあります。
一次産業
一次産業には、農業や林業、漁業、畜産業などが挙げられます。
地元の特産品などを自らの手で生産・管理できる魅力的な仕事です。
私も家業で米・柿を作っています!
農作業はとっても大変ですが、人の食を支えていると思うと、やりがいがあります。
介護・福祉業界
介護・福祉業界では、地域の高齢者や障がい者を支援する仕事をおこないます。
高齢化が著しい日本では、どこの地域でも深刻な人手不足に陥っているため、こういった職につけば、即戦力として第一線で活躍できるでしょう。
地域メディア
地域メディアは、地元の魅力をPRする仕事です。
例えば、SNSやホームページの作成・更新や、地元のPR資料・パンフレットの作成が挙げられます。
近年は、オンラインでのPRも主流になってきているため、ITスキルに自信がある人におすすめです。
観光ガイド・旅行代理店
観光ガイドや旅行代理店の仕事は、地元の魅力をダイレクトに旅行者へ伝えられます。
これらの仕事では、地元について歴史や伝統、有名特産品などを理解しておく必要があるため、地元の魅力を自分自身で再発見できるでしょう。
また、自分のおもてなし精神によって、旅行者の満足度も変わるため、やりがいも大きいでしょう。
地域コンサルタント
地域コンサルタントは、地元の企業や自治体と協力して、課題の分析や改善に取り組む仕事です。
地域や産業の活性化に向けて、幅広い側面から分析や提案をおこないます。
地元住民や企業からの意見を取り入れながら、業務を進めていくため、コミュニケーション力も培えるでしょう。
新商品の企画・開発
地元ならではの商品やサービスの開発に携わる仕事もあります。
例えば、地域の名産品やご当地キャラを起用した商品などが挙げられるでしょう。
これらを企画・開発することは、地元の魅力を国内外へ広めることにつながります。
商工会議所やNPO
商工会議所は、地域企業の運営支援や地域振興活動をおこなう組織です。
そこで地元企業をサポートしながら、まちおこしをおこないます。
NPOは非営利組織で、地域の活性やまちおこし・まちづくりをメインとした活動を実施しています。
商工会議所・NPOともに業務内容は幅広く、商品開発やイベントの企画・運営、地域ブランディングなど多くの活動を通して、地域貢献ができるでしょう。
不動産業界
不動産業界では、地元地域内の建築物に関わる仕事をします。
例えば、ビルやマンション、観光施設、ホテルの建築に携われば、人や企業の誘致にもつながり、地域活性化の実現に大きく貢献できるかもしれません。
地元への貢献を理由に就職・転職したい場合の自己PR3選
地元に貢献するため、就職や転職を考えている方に向けて、最後に自己PRのポイントをキャリアカウンセラーの視点で3つ解説します!
なぜ地元で働きたいのかを素直に伝える
まずは、働きたい理由を素直に伝えることです。
地元に貢献したいと考える背景には、こんな思いを持っている方も多いのではないでしょうか?
- 地元で家族と暮らしたい
- お世話になった人やモノ、場所に恩返しがしたい
- 昔から地元で抱いていた悩みを解決したいと思っている など
地元を愛し、大切にしたい気持ちや、地元企業が抱えている課題と向き合いたいといった気持ちを自分の言葉でわかりやすくまとめてみましょう。
私も就活時に地元愛を熱く語り、貢献したい気持ちを面接官に伝えたら、選考に受かった経験があります。
自分に何ができるかを伝える
次に、企業側から見てあなたがどんな人材なのか把握できるよう、即戦力となりそうなスキルを簡潔に伝えます。
スキルは、これまでの職業経験で学んできたことでも、学生時代に頑張ってきたことでもかまいません。
例えば、接客アルバイトの経験があるなら「営業」や「接客」といったスキルが役立つかもしれません。
ほかにもSNSを見たり、投稿したりするのが趣味なら、企業のSNS運用についても投稿アイデアを出せるとアピールできるでしょう。
地元へ貢献する方法を詳しく伝える
そして、地元に貢献するためにあなたができることを伝えます。
ただ貢献したいと思っても、具体的にどんな部分で貢献できるのかまで応募先の企業に伝えられなければ、ライバルと差別化するのも難しいでしょう。
そこで、実際に自分が入社したらどんな点で地元に貢献できるのかをイメージしてアピールしましょう。
食品開発の仕事であれば、「これまで地元の〇〇を何度も購入し、食べてきたからこそ、他社製品に負けない新製品開発アイデアが出せます」など。
実際の業務をしていないため、イメージするのが難しいかもしれませんが、企業調査や社員インタビュー記事などから深堀りして少しでも具体的に伝えられるよう工夫しましょう。
まとめ:地元で働きながら地域に貢献しよう
この記事では、地元に貢献するための方法と具体的な仕事の種類を紹介しました。
- 地元に貢献するには?
- Uターンする
- 地元企業で働く
- 寄付をする
- 地元でできる仕事には、地域おこし協力隊や公務員、一次産業など多くの種類がある
- 就職・転職時にアピールするのは「地元へ貢献したい理由」「保有スキル」「具体的な貢献方法」
地元に貢献したいと地元企業への就職や転職を考えているなら、まずは自分に何ができるのか、どんな点で貢献したいのかを考えてみましょう。
やりたいことやできることが見つかれば、どんな企業や職種を目指すべきかの軸を決められそうです。
もし、自己分析や就職・転職PRに自信がなく、誰かの意見を聞きたいなら相談サービスや履歴書の添削サービスなどを利用してみるのもおすすめです!
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あなただからこそできる貢献方法で、地元を盛り上げていけたら最高ですね!
最後までお読みいただきありがとうございました!