【カメムシ対策】虫嫌いの農家が教える克服できるマインド術
この記事に辿りついあなた、ずばりカメムシが苦手ですよね。
私も保育園の頃から、いい大人になった今でも大っきらい!!
見るだけで鳥肌が止まらないほどです。
私の住んでいる地域では、春・秋になると毎日100匹くらいは屋内に出没します。
本当に恐ろしい……でも負けたくない!
というわけで、カメムシの克服を試みたので記事にしてみました。
- カメムシを精神的に克服」する方法
- カメムシを無理せず追い出す&駆除する方法
- 田舎出身でUターンした田舎在住者
- 在宅ワークで自宅開業に成功!
- カメムシ嫌いだけど自分で対処できるようになった
- 実家で家業の農業もしながら両親と同居中
田舎暮らしや自宅開業、両親との同居生活などについて日々発信中!
少しでもカメムシ嫌いなあなたの手助けになれば幸いです。
カメムシ対策の前に!虫嫌い農家が教える克服マインド術
早速ですが、私が考えるカメムシ克服に有効な心がまえは以下です。
- カメムシの生態を理解する
- カメムシを脳内で擬人化する
- 強いカメムシと弱いカメムシを見分ける
ふざけてるのか!と怒られそうですが私はこのマインド術で乗り越えることができました。
カメムシの生態を知る
どんなものと対峙する時でも、いつだって「敵を知る」ことからですよね!
そんなわけで、私も不本意でしたがまずはカメムシの生態について調べました。
正直、スマホ画面にカメムシ画像が表示されることすら不快でしたが、我慢していろんな種類のカメムシを見ました。
そこで、わかったことは以下です。
- 越冬できる
- 花粉が多い時期や地域に大量発生する
- 2㎜のスキマがあれば屋内に侵入できる
- あのニオイはお尻から出ている
- あのニオイはカメムシ自身にもダメージ大
- 天敵はカマキリとクモ
知れば知るほど世渡り上手な生き物だと分かってなんだか悔しい!
越冬は、びっくりでした!
そういえば、冬場窓のサッシに詰まってたのが、春になったらいなくなっていたような……。
それと住居進入についてはもうプロです。
どれだけ戸締りをきちんとしていても、気がつくと平然と室内を飛び回っていますよね。
無防備なお風呂やトイレでもところ構わず出没してきて、安全な場所がない!
そして人間と一緒で、過ごしやすい気候のときに大量発生しています。
春先や秋ごろによく見かけますよね〜
あとカメムシと言えば、なんと言ってもあの青臭いニオイ。
腐ったキュウリみたいな感じですよね。しかもお尻から出ているっていうのがまたなんとも言えない。
やたら洗濯物についているし、一度ニオイがつくと洗濯してもなかなか取れない!
手強すぎ!!
ちなみに私は靴下に入ってるのに気付かず踏み潰したことが何度もあります…
おかげで、カメムシがいないかどうか服の上から触って確認してからでないと、一切服を着れない恐怖症になりましたよ。
あれだけのニオイで当の本人にノーダメージだったら逆にすごいですが、ちゃんとダメージを食らうようなので、カメムシにとっても渾身の一撃なのでしょう。
そして、カマキリとクモはカメムシを食べてくれるようです!
以前クモがカメムシを捕食しているところに遭遇したのですが、カメムシが真っ白になるまで必死に糸で巻いてました(笑)
ニオイ対策なのでしょうか…?
トカゲもカメムシを食べるみたいなのですが、前に野生のトカゲに餌付けした際にカメムシを持っていったら、一瞬だけ見に来てその後一目散に逃げられました…
本当に食べるのかは疑問ですね。
(そもそも野生トカゲに餌付けってどんな状況?何してたんだろう自分…)
たったこれだけでも、カメムシがどんな虫なのか嫌でもイメージ湧きましたね。
もし人間だったらどんなタイプか考えて脳内でカメムシを擬人化
生態がわかっても、当然ながらまだ拒絶反応は消えません。
そこで、私は1匹ずつに脳内でキャラクターを与えることにしました。(笑)
まずオスメスから始まり、年代や性格、容姿などを設定していきます。
例えば、細めでゆっくり歩いているやつには、こんな感じのキャラをイメージしました。
- 名前:美佳子
- 年齢:23歳
- 職業:OL
- 性格:おっとりしていてミスが多く上司からよく怒られている
ふざけてないですよ!本気です!!オオマジです!!
騙されたと思って何匹かにやってみてください。
すると、あれなんかちょっとマシに見えてきたような…
強いカメムシと弱いカメムシを見分ける
そんな感じで擬人化していくと、弱そうなカメムシと強そうなカメムシを次第に判別できるようになります。
例えば、強そうなカメムシは基本的に大きくて攻撃的です。
ガンガン人間にも体当たりしてきますよね。(恐ろしい……!!)
一方で弱そうなカメムシは、近づくとすごいスピードで届かない隙間に入り込んで逃げます。
このように個体ごとにタイプを判別できるようになると、自分に対処できるタイプか否かを見極められます。
カメムシ対策・克服法1:退治せずスルーする場合
カメムシと遭遇したら、なるべく戦わず穏便に済ませたいと思いますよね。
変に刺激して、あの悪臭を出されたらたまりません。
そこで、まずは退治をせずにスルーする方法を紹介します。
窓を開けて放置
まずは、窓を開けて放置する方法です。
窓をあけておくと、そのうち勝手にカメムシが出ていきます。
しかし、別のカメムシが入れ替わりで入ってくるデメリットがあるので、これが有効なのは室内に1匹しかいないときや、サッシや網戸にもついていないときだけです。
電気を消す
LEDの家庭も多いとは思いますが、電気を消す対策は、普通の蛍光灯や白熱電球を利用している場所に有効です。
カメムシは灯りに集まってきて、狂ったように飛び回り電気に向かってぶつかるのが本当に嫌ですよね。
(カメムシはLEDには集まらないらしいです)。
そのため、一度電気を消すとその激しい動きを抑えられます。
そしてカメムシが落ち着いたタイミングで、外に出すのがおすすめです。
私の場合は、触りたくないので家族に出してもらうことも多いですが…
ちなみに、ぶつかるタイプのカメムシは強いので、落ち着くまで対応は避けた方が安心ですよ!
部屋から自分が逃げる
これはもっとも簡単ですね!
自分がその場から逃げるだけです。
ほとぼりが冷めたときには、すでに別の場所に移動していることが多いので「見えなければとりあえずOK!」な考え方です(笑)
カメムシ対策・克服法2:苦手だけどどうしても退治したい場合
カメムシを発見してしまったら、スルーしてばかりもいられません。
大半の方が退治するまで落ち着かないと思います。
そこで最後に、苦手でもなるべく悪臭を放たれずに対処する方法を、私の体験談をもとに開設します。
瞬間冷凍スプレー+長めのゴミバサミを使う
これが虫嫌いな人でもカメムシに触れずに対処できる一番の対策だと思っています。
ありがたいことに、虫用の冷凍スプレーなるものが世の中には出回っているんですね。
これで、動かなくなるまでスプレーをします。(だいたい5秒くらい?)
動かなくなったら、長めのゴミバサミで掴んでゴミ袋にIN&密封です。
短めだと万が一動き出した時、恐怖倍増なので、長めのゴミバサミがポイントです!
ただし飛び回っているときや、強そうなタイプのカメムシにはオススメできません。
その場合はいったんスルーか、カメムシが落ち着くまで待ちましょう。
ガムテープ
ある程度近寄っても平気&ガムテープ越しなら一瞬触れるというレベルまで上がってきたなら、これが最も確実に退治できる方法だと私は思います。
方法は、カメムシの背中にガムテープを乗せてお尻を一回撫でるだけ(笑)
お尻のあたりをとにかく粘着面につけることで、ニオイを出されないようにする効果があります。
こわいですが、1回だけカメムシの体をガムテープの上からなぞりましょう。
あとは包んでポイするだけです。
私はとにかく怖いので、念には念を入れてガムテープ3重くらいにしてから捨てています。
頭上にいるときや対応が難しい角度の場所にいるときは、飛んできたり、ボトッと落ちてきたりする攻撃をしかけてきます。
なので、そのような状況ならガムテープを乗せられそうな位置にカメムシが歩いてくるまで待ったほうが安心です。
【カメムシ対策】虫嫌いの農家が教える克服できるマインド術 まとめ
この記事では、カメムシを克服するマインド術と対策法をお伝えしました。
- カメムシを克服するマインド
- 人間にどんな影響があるのか、弱点は何かなど生態を知る
- 性別・年齢・職業などを脳内設定して擬人化する
- 戦うべき相手かどうか見極める能力をつける
- カメムシを見つけたときの対処方法
- 戦わずスルーする
- 冷凍スプレー+ゴミばさみで対処する
- ガムテープでくるんで対処する
私もですがこの記事を読んでくださっているあなたも、カメムシをこの先好きになることは無いと思います。
しかし、自分から慣れていかないと状況はいつまでも同じです。
どうかこの機会に、カメムシを克服するきっかけをつかんでもらえたらうれしいです。
苦手なカメムシと向き合い、一緒に虫嫌いを乗りこえていきましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました!