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虫嫌いを克服するためのマインド術:クマバチ編【農家直伝】

虫嫌いを克服するためのマインド術:クマバチ編【農家直伝】
ことは
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こんにちは、ことは(@kotohaweb1)です。

いつもことはログをお読みいただきありがとうございます。

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暖かくなると、「蜂」を見かけることが増えてきますよね…

 

中でも、「クマバチ」はあらゆる植物に止まっていて怖いです。

 

体も大きいですし、羽音もすごいので存在感が半端ないです。

蜂が苦手な方なら苦手ランキング上位にくるタイプの蜂ではないでしょうか。

 

私はそもそも虫嫌いなので、大きい虫というだけでもう鳥肌モノです!

 

しかし、このクマバチも克服する方法があります。

 

あくまでも田舎暮らし農家な私の実体験を元にお伝えしていますので、科学的に有効かどうかは、保証できません。

マインド術として紹介していますので、気休め程度にお読みいただけると幸いです。

 

 

他にも、「退治が必要な場合」や「退治方法」についても合わせてご紹介しております。

宜しければ、最後までお読みください!

 

 

 

虫嫌いの農家が教える克服するためのマインド術【クマバチ編】

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早速ですが、クマバチを克服するためのマインド術です。

以下2点が私の考えるポイントです。

 

  • 生態を理解する
  • 意図的に可愛いと思い込む

 

 

生態を理解する

 

どんな苦手な生き物でも、生態を理解することで少しはマシになると思っています。

 

人間でも、第一印象は最悪だったけど、話したら良い人だった!

なんてことがあると思います。

 

 

それと同じで、苦手な生き物でもどんな生活様式で生きているのかを知るだけで、以前より苦手意識が減っていく効果があります

 

もちろんダメな時はとことんダメですけどね(笑)

 

 

そんな訳でまずはクマバチの生態をまとめてみました。

 

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  • 実は滅多に人を刺さない
  • そもそも人間に興味がない
  • というかオスには針がついていない
  • 体は大きいのに羽は超小さくて、実は必死に飛んでる
  • 同じ場所に巣を作る

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ざっと見ただけでも、怖さが減ってきませんか?

 

クマバチは蜂の中でもっとも温厚と言われています。

それでは1点ずつ説明していきます。

 

 

実は滅多に人を刺さない

 

蜂と言えば、やっぱり人間に怒って針で刺してくるイメージしかないと思います。

しかも刺されたら、その後の人生もおびやかす可能性がある虫として代表格に君臨していますよね。

 

また、蜂は刺す時に仲間を呼んで、集団で相手を囲ってから刺す習性があります。

 

しかし、クマバチは基本的に単独行動しています。

威嚇対象になっても、仲間を呼ばれることはありません。

 

あまり刺すことがない&仲間を呼ばないと知っただけでも、安心要素になりますよね。

 

 

そもそも人間に興味がない

 

クマバチはミツバチの一種で、花の蜜を集めるために、よく飛び回っています。

そのため、花のことしか見ていません。

 

こちらから何か刺激しなければ、人間のことは、通行を妨げるもの程度にしか思っていないことが大半です。

 

そのため、気にしているのはこちら側だけ、というのが実情になりそうです。

 

 

また、よくクマバチから近づいて来るのが恐い!と感じることもありますよね!

これが苦手に繋がる要因の一つでもあります。

 

実は、これにも理由がありました。

 

クマバチが対象に近づいて後ろを付いてくるのは、オスが行う行動で、メスかどうかを確認しているためだそうです。

家族になれるメスを常に探しているみたいです(笑)

 

これは、人間に限らず近くを通る全ての生き物に対して行っているようなので、人が嫌いで追いかけてきている訳ではありません。

 

知りませんでした!

そうと知ったら、ひと安心です。

 

 

というかオスには針がついていない

 

蜂なのに、針がない!

 

まさかの事実ですよね。

 

クマバチはオスが蜜あつめ・メスが巣作り担当と役割が分担されています。

そのため、巣を守っているメスには針がついています。これは納得ですよね。

 

とは言っても、刺された時に注入される成分は他の蜂より刺激が少なく、重症化することはあまりないようです。

 

 

あくまでも私の体感ですが、日頃見かけるクマバチはオスの方が多いような気がします。

 

ちなみに、オスとメスの見分け方は簡単です。

 

体に黄色い模様があるのがオスで、全身真っ黒なのがメスです!

 

 

これさえ知っておけば、クマバチに遭遇しても刺すか刺さないかを判断できます。

 

 

 

体は大きいのに羽は超小さくて、実は必死に飛んでる

 

クマバチをよく見てみると、ずんぐりむっくりした体に対して、羽がとにかく小さいことがわかりました。

 

どう考えても、その小さな羽で飛行するのは不可能だろう!と長年専門家の方々が研究していたほどです。

 

「飛べると信じているから飛べている」と精神論を唱える説まであったそうです。(笑)

 

現在では、空気の粘度を利用して飛行していることが証明されています。

 

それでも、小さな羽を動かして一生懸命飛んでるって思ったら、なんだか可愛く思えてきませんか?

 

日頃は恐怖を助長させる凄まじい羽音も、これを知ったら少しだけ許せてきました。

 

 

 

同じ場所に巣を作る

 

そして、メスが頑張っている巣作りについてです。

実は人間が建てた木造家屋はとてもクマバチにとって良い環境とされています。

 

家のそばでクマバチを頻繁に見かける時には、軒下や柱に作られている可能性があります

 

また、他の蜂と違って、クマバチは集団生活ではありません。

比較的、小さな家族で暮らしています。

 

そして、クマバチは世帯ごとに縄張り争いをすることもありません。

そのため、同じ場所に複数の巣ができる事も珍しくありません。

 

住み心地が良ければ、昨年の巣をそのまま翌年に別の家族が使用することもあります。

 

 

ちなみに、我が家では3年連続でコレやられています。

 

家の天井に穴を開けられてます…

 

さすがに慣れてきたので、同じ場所から巣作りの音がすると、今年も来たか〜と季節の変わり目を感じるまでになりました(笑)

(家はどんどん壊されていますが…)

 

 

ですが、蜂視点で考えてみると、なんだか温和な世界ではあると感じます。

 

 

 

意図的に可愛いと思い込む

 

生態がわかると、皆さまもだいぶイメージが変わってきたのではないでしょうか。

 

クマバチってなんか可愛いかも…と感じませんか?

 

ここまで来たら、あと一歩です!

 

クマバチを見かけたら、自分から「こいつは本当は可愛いやつなんだ!」と本気で思い込むことです。

 

 

私は、あの恐怖の羽音が聞こえて来たら、「怖いけど、でもこの子、めっちゃ頑張って飛んでるんだよな」と思い出すようにしています。

 

そうすることで、嫌悪感が軽減されます。

 

 

他にも、私の家では毎年クマバチが住みついて、家に穴をあけていますが、コレも先ほど述べたように蜂視点になってみると、なんだか許せてしまうんですよね。

 

(本来は家屋に悪影響を及ぼすので、こうなったら退治すべきです。)

 

我が家では、このクマバチの到来を受け入れる「共存」を選んでいます。

一つ潰したところで、また別の場所に作られますし、もう可愛いと思い込んでしまっているのですから、追い出すにも追い出せません。

 

(皆さまは、この状況まで到ることはないと思いますので大丈夫ですね。)

 

共存まではいかなくとも、日頃遭遇した際に、これまで紹介した生態を念頭に置いて、意図的に可愛い生き物と思い込むことで虫嫌いの気持ちは半減します!

 

 

 

クマバチは退治する必要なし

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クマバチが人間にあまり影響を与えない生き物だと、前項で理解できたかと思います。

 

そのため、基本的に退治するは必要ありません

 

逆にこちらから、何か刺激を与えてメスに刺されてしまうことを考えると、放っておくのがベストです。

そして毒成分が少ないとは言っても、蜂に刺されるとアナフィラキシーショックの危険がありますので、なるべくなら刺されないようするのが懸命です。

 

 

家の中に入ってきた時には、窓を開けて離れたところから、下敷きやうちわなどでクマバチにやんわり風を送ると、す〜っと出て行ってくれます

 

私の家族は、もはや話しかけて出て行ってもらってます(笑)

 

ちなみに、私もなかなか出て行ってくれない時は、たまにやります。

コレ我が家のクマバチには、意外と効果あるんですよ!

 

こっちだよ!と連呼して手で誘導していると、本当に手の動きに合わせて出て行ってくれます。

 

きっと個体によって性格があるのでオススメはしませんが、何度も経験があるので、私は話しかける案も採用しています。

 

ちなみに、以前家に入ってきたクマバチをおそるおそる観察していたら、出て行きたくて窓にガンガンぶつかった暁に、疲れ果ててカーテンのレールの上で休んでしまったのを目撃しました。

 

怖いけど、「あ、諦めて休んだ!可愛い!」と不覚にも思ってしまいました。

 

 

そういうのを見ていると、危ないことしてくる訳でもないので、別に駆除しなくても良いのかな、と思えてきます。

 

 

 

退治が必要な場合と退治方法

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先ほど、クマバチは退治が必要ないとお伝えしました。

しかし、どうしても退治が必要な場合もあります。

 

 

それは、先ほど我が家の例でもお話ししましたが、「家に巣を作られた時」です。

 

家屋にガシガシ穴を開けて、巣を作りますので、放置して数をどんどん増やしてしまうと、いずれは倒壊の恐れもあります。

 

また、そこから別の虫や獣が入り込んでしまい、影響が他のところまで及びます。

 

 

我が家は共存を選んでしまっているので、穴はガムテープなどでこまめに塞いでいます。

 

それでも、知らないうちに密室にしているはずの部屋で飛び回っていますが…。

いつの間に!と出所を探しては、塞いでいます。(笑)

 

 

そのため、家屋に作られた際には、今後のためにも退治はしておいた方が良いです。

 

 

では、退治方法ですが以下に紹介します。

 

  • 専門業者に頼む
  • ノズルタイプのスプレーで対処

 

 

 

専門業者に頼む

 

 

これが最も手っ取り早い方法です。

 

プロの方に頼んだ方が、安心ですよね。

 

もし、失敗して刺されてしまったら怖いですし、克服したい虫嫌いも悪化してしまいます。

 

相場は業者によって本当にピンキリです。

 

巣の大きさや蜂の種類で料金を定めているところが大半かと思います。

 

クマバチはあまり危険ではない部類なので、安ければ、5〜6,000円ほどで対応してもらえると思います。

 

大手より、地元の何でも屋さんみたいなところの方が安く引き受けてくれる印象があります。

 

以前、こういう業者さんへアシナガバチの対処を依頼したことがありますが、巣撤去+女王蜂の退治で1万円くらいでした。

 

大手だと3〜4万円くらいするところもあるようなので、地元情報誌などから広告を見て比較されるのをオススメします。(田舎だとHPもないところが多いです。)

 

 

 

ノズルタイプのスプレーで対処

 

 

次に、ご自身で退治される場合の方法です。

 

クマバチは昼間活動して、夜間は静かに休んでいます

 

そのため、退治は夜間に行うのが良いです。

 

巣の中に虫用スプレーをかけて、動かなくなったらクマバチを取り出して、巣を塞ぎましょう。(幼虫もお忘れなく!)

 

巣の中からクマバチが出てきて、こちらに向かってくることが予想されますので、マスクやゴーグルの着用だけでなく、首もタオルで隙間を埋めるなどして肌が出ないようにしておくのがベターです!

 

スプレーは蜂用の物がなければ、普通の虫用スプレーでも効果はあると思います。

ノズルが長い方が巣の奥までスプレーが届くので良いです。

 

 

退治が終わったあとは、ホームセンターで買える木材用のコーキング材を使用して穴を塞ぐのが良いです。

 

木工パテなどもありますが、DIY初心者にはハードルが高いと思いますので、コーキング材でまずは十分かと思います。

 

クマバチの巣穴は小さいですし…。

 

失敗する可能性も考えると、やはり退治するなら業者さんへ依頼するのが良いのかな、という気がします。

 

 

 

虫嫌いの農家が教える克服するためのマインド術【クマバチ編】まとめ

 

 

虫嫌いな人でもクマバチを精神的に克服できる方法をお伝えしました。

改めて、ご紹介したクマバチの克服方法は以下です。

 

  • 生態を知って、怖くない生き物だと知る
  • 生態を踏まえて、可愛いと思い込む

 

 

基本は対処のいらない温厚な蜂だとわかりましたが、退治が必要なのは家屋に影響があるときです。

 

退治は、「業者に頼む」「虫用スプレーで対処する」の2種類があるとお伝えしております。

 

 

私には、まだまだ苦手な虫が数えきれないほどあります。

 

それでも、少しでも自力で対処して行きたいと思っています。

 

 

皆さまもきっと同じように虫嫌いを克服されたいと思われていますよね。

 

まずは虫を知って、一緒に自分に小さな変化を起こしていきませんか?

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました!

 

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