田舎暮らしでテレワーク(在宅ワーク)は甘え?実際は?地方民がパソコンひとつで始めた結果
田舎暮らしをしながら在宅の仕事でのびのび生きたい、と考えてはいませんか?
もちろん、私もその中のひとり。
「時間や場所にとらわれず、働ける仕事があるって最高だな」と感じて、実際にテレワークを始めました。
でも、都会に住んでいないと仕事を継続するのは難しいのでは?と感じる方もいると思ったので、完全田舎在住者で在宅業4年目の私が以下を解説します。
- 田舎暮らしのテレワークってどんな感じ?
- 田舎暮らしでテレワークするにはなにから始めたらいい?
- テレワークを始めると日常にどんな影響がある?
- 失業中にノースキルでテレワークを始めた田舎在住者
- 在宅ワーク(Webライター)で在宅開業に成功!
- 実家で家業の農業もしながら複業中
田舎暮らしや自宅開業、両親との同居生活などについて日々発信中!
テレワークで生きようと思い立ち、失業中のくせに20万円もの大金を払って高いパソコン(Macbook pro)を購入しました。
一応初期投資分は回収できたのでOKかと。
というわけで、田舎暮らしで地方民がテレワークを始めたら生活がどう変わったのかを解説しています!
地方移住に興味のある方や、田舎在住者で仕事がなく悩んでいる方に読んでいただけると嬉しいです!
田舎暮らしでテレワークは実際どうなの?
田舎暮らしのテレワーク生活は、結論「タスク管理能力が高くないと厳しい」です。
反対にタスク管理能力があれば、田舎暮らしだろうが都会暮らしだろうがこなせます。
田舎暮らししつつテレワークをするうえで求められることを、私の実体験とともにお話ししていきますね。
田舎暮らしでテレワークをする弊害
田舎暮らしの弊害としては以下が挙げられると思います。
- 対面の会議やセミナーなどには参加が不可能
- 足を運ぶ系のレビューや取材も不可能
- 天候や場所により通信が不安定
そのため、地方の田舎暮らしという理由で対応案件が限られるケースも往々にしてあるでしょう。
私の場合は自然を相手にした農業もしているので、作業スケジュールが組みにくい、という点もありました。
具体例として、Webライターの場合だとこんな対応が難しいかもしれません。
また、山間部などで生活すると台風や豪雪で停電になり、ネットにつながらないということもしばしば。
これほんとつらいです……。
以上を踏まえると、都市部に住んでる方よりも不利になることはけっこうあるかな〜と感じます。
田舎暮らしのテレワークで求められること
テレワークだと、主体性と完全なる自己管理が求められます。
私はこれまで普通の会社員をしていました。
業務量が多かったので忙殺されていましたが、全員がいわゆる指示待ち系の働き方でした。
一方でテレワークの場合は、自分から率先して仕事を取りに行く必要があり、スケジュール管理や仕事量の調整も自分次第。
指示を待つ生活に慣れていた私には、ちょっと勇気が必要でした。
Webライターの場合は締め切りがありますので、そこに向けて計画を立てながら作業をコツコツと進めていく時間管理能力も求められます。
また「どこで休憩し、いつ働くのか」などの勤怠管理もひとりでこなします。
本当は働く予定ではなかったけど、ついついパソコンを開いてしまい、気がつくと仕事に取り掛かっている日もありました。
ほかにも、田舎暮らしで通信が不安定になるがゆえに、時折作業を中断せざるを得ないときもあります。
ちなみに私が住んでいる地域だと、雷・雪・台風のときに高確率で停電タイムが……。
そのため、天気予報を見て不安なときは、優先度の高い作業を早めに片付けておく必要がありました。
不便な立地だと、やっぱり仕事の幅も限られる気がしますね。
それでも、タスク・自己管理ができる方なら、田舎暮らしをしながらのテレワークは十分可能です!
田舎暮らしでテレワークを始める手順
ここからは、まったくのノースキル状態で、私がどうやってテレワークを始めたかをお伝えさせていただきます。
もちろん選ぶ業務によっては制限がありますが、年齢や職種・バックグラウンドは正直なところあまり関係ありません。
むしろ、やる気があるなら挑戦する価値はアリです!
テレワークを始める手順
- 動作にストレスのないパソコンを用意
- 興味のある分野でどんな仕事があるのか調査
- クラウドソーシングサイトでできそうなものに応募
- 1つできたら、もうワンランク上の難易度のものに挑戦
動作にストレスのないパソコンを用意する
テレワークをすると同時にいくつかのウィンドウを開いたり、ひとつのブラウザで数十ページ開いたりします。
ネットを立ち上げていくつかのサイトを閲覧するだけで反応が悪くなってしまうパソコンはおすすめできません。
私も以前は低スペックのWindowsを使用していましたが、あまりにも立ち上げが遅く反応も悪いので、思いきってMacBook Proに買い替えました。
ただし、エクセルやワードを使うだけの業務なら、そこまでこだわらなくてもOK!
インターネットに接続してなにか作業をしたり、データサイズの大きなものをダウンロードしたりする可能性があるなら初期投資と思って、買い替えはアリです。
興味のある分野でどんな仕事があるのか調査する
次に、テレワークにはどんなものがあるのかを調査しましょう。
パソコンひとつだけで働ける仕事は、想像よりもいっぱいあって驚きます!
私も何度もネット検索し、知らない業務や職業について新しい単語が出てくる度にまたそれを検索しながら、テレワークの世界について知っていきました。
もちろん、テレワークなんてやったことがないので、何に興味があるのかもわからない方もいらっしゃるはずです。
そのときは、趣味のことで結び付けられるものがあるかを探してみてはどうでしょうか?
例)
- 読書が好き
本のレビューを書く仕事 - 料理が好き
調理キットを試してアンケートに答える仕事
金額は低いかもしれませんが、なにかしら好きなことに関わるものが見つかるはずです。
ちなみに、趣味を仕事のスキルにレベルアップしながら楽しんで学べるオンラインサービスも存在しています。
私も実際にやってみたので、よろしければご参考に。
日本版CLASS101をやってみた感想|評判や料金も解説!見放題情報もアリ
クラウドソーシングサイトでできそうなものに応募する
ある程度調査を進められたら、実際に挑戦してみましょう。
挑戦する場所は、最初はクラウドソーシングサイトが始めやすいです。
クラウドソーシングとは?
ネット上で仕事をしたい人と仕事を委託したい人をつなぐサービスのこと。
私も最初は、簡単なアンケートに答えて10円をもらうような案件に挑戦しました。
最初は「報酬安すぎ!」と落胆するかもしれません。
しかし、たとえ報酬が1円だとしても、未経験の仕事に金銭的価値がついたらそれだけで大きな一歩です!
概要を読んで「これならできそう!」と感じるものには物怖じせずどんどんチャレンジしていけば良いと思いますよ。
大手クラウドソーシングサービスのランサーズを使ってみた体験記は以下の記事でまとめています。
【ランサーズ】初心者が知っておきたい使い方と仕事の受注方法【認定ランサーの経験談】
ひとつできたらもうワンランク上の難易度のテレワークに挑戦
1件達成できたら、似たようなものを繰り返すのではなく、前回よりも少しだけ難しいと感じるものに応募してみるのがおすすめです。
私もクラウドソーシングで仕事をもらう前までは、このブログを立ち上げたい気持ちがまったくありませんでした。
しかし、自分にはできないと思っていた仕事に挑戦してみたおかげで、ブログの立ち上げ方や記事の書き方を学べて、実際にブログ運営ができています!
仕事のほうも、企業に直接応募してみたり、報酬を交渉してみたりと、おなかがキューっとなりながらも新しいことにチャレンジする日々です。
いくつか案件をこなしていくと「これなら続けられそうだから、このままでいいや」と現状維持にこだわってしまうかもしれません。
しかし、テレワークをする以上、新しい技術や知識を吸収して働くことは避けて通れません。
厳しいですが、自己成長を常に考えられないと、あっという間に自分の仕事に対する価値が下がるのがこの業界です。
そのため、ひとつ達成できたら、次はちょっとだけ難しいことに挑戦してみましょう。
テレワークによる田舎暮らし生活への影響
テレワークによる田舎暮らし生活への影響はマイナスな部分もあります。
田舎では、まだまだ在宅で働くことになじみがありません。
私が生活しているのも高齢過疎地域のため「家の中で働く=甘え・弱さ」みたいなイメージを持つ方が少なからずいます。
ご近所の方が訪問してきたときに、毎回家にいると「働いていないのかな」と勝手に心配されたり「外で働けないほどメンタルを病んでいるのかな」とウワサを広められたりします。(汗)
また、田舎では作業してもいいカフェやワークスペースがありません。
実際に私の生活圏内では、Wi-Fiが通じるカフェなどはありません。
そのため、家から出られない部分にはストレスを感じることも。
自宅だと、家族が室内で大声で話したり、誰かが訪問してきたり、電話応対をしたり……と仕事に集中させてもらえないことも多いです。
そして、Wi-Fiがつながるお店があったとしても、だいたい知り合いがいるので、心が落ち着きません。
知り合いに会わなくて済むカフェができてほしい〜(切実)
それでも、近年は地方移住でテレワークをすることも注目されているので、参入しやすい環境になっているのでは?と感じる方も多いでしょう。
残念ながら、都市部から企業が参入しないせいで、ずっと考え方が変わらない田舎地域もまだまだあります。
やってみたいと感じていても、実際に行動に移している地方民は少ないように私は体感しています。
少なくとも私の周囲では、テレワークで働いている同年代の人がいるとは聞いたことがないですね……。
以上のことから、田舎暮らし生活への影響はマイナスの要素もある、と知っておいていただけると幸いです。
最後に:田舎暮らしでテレワークは忍耐力も必要
田舎暮らしでテレワークをする地方在住者の現状をお伝えしました。
正直、私もまだまだ大成功しているとは言い難い状況です。
お金をバリバリ稼いで、ノウハウを共有するにはあと何年もかかると予想しています。
そのため、田舎暮らしでテレワークには「忍耐力」も必要です。
なかなかまともな報酬が得られないもどかしい気持ちや、仕事がうまく獲得できずにモヤモヤしてしまう気持ちと常に戦わなくてはいけません。
だったら「外で働いたほうがお金になるじゃん!」という意見もあると思います。
もちろん、それでもOK!
しかし、テレワークだけで働きたい・外では働けない事情がある田舎暮らしの方もいらっしゃいますよね。
私も農業をしているので、もう外では自由に働けない環境です。
どうしても、という理由があるなら、テレワークで結果を出せるまで向き合っていくしかありません。
まして田舎暮らしという環境なら、しんどいことも多いでしょう。
私は自分のように在宅の仕事と向き合う方・田舎暮らしで不自由なく暮らしたい方に今後もお役に立つ情報を発信していきたいです。
田舎暮らしでテレワークを実現させたい方がいらっしゃいましたら一緒に頑張りましょう!
このブログでは、リアルな田舎暮らし生活や、求人の少ない田舎でほそぼそと開業したアラサー女の日々をのんびりと発信しています。
ほかの記事も読んでいただけると嬉しいです!
最後までお読みいただきありがとうございました!
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