実家暮らしはメリットしかない?実家で暮らす際のメリットとデメリットを現役実家暮らし女が解説
実家暮らしを続けるべきか迷っていませんか?
「経済的に不安があって、実家から出たくない」
「進学や就職するなら、やっぱり実家暮らしやめたほうがいいのかな」
「実家暮らしだと、家族に甘えていると周囲から思われそう」
こんなお悩みをお持ちの方もいるかもしれません。
そして世間では、実家暮らしに対しあまり良い印象を抱かない人もいます。
しかし、実家暮らしには多数のメリットがあるんです。
本記事では、実家暮らしのメリットやデメリット、実家暮らしに向いている人を紹介します。
実家で暮らし続けるべきか考える際に、参考にしていただけたら幸いです。
- 田舎出身でUターンした田舎在住者
- 在宅ワークで自宅開業に成功!
- 実家で家業の農業もしながら両親と同居中
田舎暮らしや自宅開業、両親との同居生活などについて日々発信中!
実家暮らしのメリット7選
実家暮らしをすると、多くのメリットを得られます。
代表的なメリットは以下の7つです。
- 経済的な負担が減る
- いざというときに助かる
- 家事を分担できる
- 生活リズムが整う
- 家族がいるから寂しくない
- 防犯面でも安心できる
- 家族をいつも見守れる
経済的な負担が減る
実家暮らしの場合、生活費のすべてを自分だけが負担するということはほぼありません。
たいていは、親が生活費を負担してくれます。
折半にしても、自分の割合は少ないはずです。
なので、お金も貯めやすく、経済的に安心できます。
私もひとり暮らしから実家暮らしに戻り、毎月貯金がきちんとできるようになりました!
いざというときに助かる
家族と同居していると、自分の体調が悪くなったときにすぐに看病してもらえます。
熱が出たときって、動けなくてしんどいし、泣きたくなりますよね。
ひとりだと「もうダメかも」とぐったりしてしまいませんか?
そんなときに、頼れる家族が身近にいるのはやっぱり心強いものです。
病院へ連れて行ってもらえたり、薬を買ってきてくれたりと身の回りのサポートをお願いできます。
弱っているときにそばに人がいてくれるのは、精神的にも落ち着き、ありがたく感じるかもしれません。
家事を分担できる
家事の負担を減らせるのも、実家暮らしならではの魅力です。
ひとりで掃除・洗濯・買い出し・炊事をこなすのはなかなかのハードワークです。
しかも、通勤や通学をしながらの家事だとしたら、なおさら時間が足りず大変かもしれません。
しかし、家族が同居していれば、自分が不在の際も家族が代わりに家事をやってくれます。
また、掃除は母親が担当、料理は自分が担当、と分担しながら家事を進められるかもしれません。
家事の負担が減れば、自由時間も増やせますよ!
生活リズムが整う
家族と暮らしていると、自然に生活リズムも整います。
家族が早寝早起きのスタイルだと、食事や就寝時間も毎日ほぼ同じになるため、より健康的な生活になるでしょう。
我が家も親が高齢なので、早寝早起きなうえ、食事も和食中心の健康食です。
また、お願いすれば朝も起こしてもらえるので、遅刻とも無縁な生活を手に入れられます。
ダラダラと過ごしてしまうタイプなら、実家暮らしのほうが生活リズムが一定になり、メリハリのある生活を送れるかもしれません。
家族がいるから寂しくない
実家暮らしは、なんといっても寂しくありません。
家に話し相手がいると、何気ない雑談でも心が落ち着きます。
たとえば、テレビを見て「今の面白かった!」と思ってもひとりだと共感できる相手がおらず、ついSNSばかり開いてしまいます。
でも、家族がその場にいれば、同じ話題で盛り上がれます。
また、元気がないときや悩み事があるときも家族に相談すれば、励ましてもらえたり、アドバイスをもらえたりするかもしれません。
ストレスが溜まっているときも、話を聞いてもらえばスッキリできます。
防犯面でも安心できる
実家暮らしは防犯対策としても有効です。
実家だと、家に誰かしらいる時間帯が多くなるため、空き巣からも家を守れます。
家に人の気配が増えれば、外から不審者が侵入する可能性を低くできるでしょう。
家族をいつも見守れる
同居する家族を介護する必要があるなら、いつでもそばで見守れる実家暮らしが役立ちます。
親の状態がすぐにわかれば、いざというときに自分が助けてあげられるかもしれません。
また、詐欺や不審なセールスに家族が巻き込まれそうになっても、自分が気づいてトラブルを防ぐこともできるでしょう。
実家暮らしのデメリット5選
一方で、実家暮らしにはこんなデメリットがあります。
- 生活リズムを家族と合わせる必要がある
- 自立しにくくなる
- 親から干渉されて困る
- 世間から甘えていると思われる
- 恋人や友人を招きにくい
生活リズムを家族と合わせる必要がある
実家暮らしでは、家族と同居するため、どうしても生活リズムが家族と同じになってしまいます。
就寝・起床時間や食事時間などが自分の理想のリズムと異なっていると、同居がストレスになるかもしれません。
好きなタイミングで昼寝したり、夜ふかししたりするのも、状況によっては難しいと感じることも……。
自立しにくくなる
親と同居している場合は特にですが、ついつい親を頼ってしまい、何事も自分ひとりでやるのが難しくなります。
家事や生活費の支出など多くの場面で親の力を借りるため、本来自分ひとりでできることもしなくなる可能性があります。
経済的にも精神的にも家族に依存してしまうと、自立しにくいと感じるかもしれません。
親から干渉されて困る
家族に依存してしまうだけでなく、家族から依存されてしまうところもデメリットだといえます。
親から不必要に干渉されることで、イライラして同居がしんどいと感じる場面もあるでしょう。
親が仕事やプライベートのことを何でも聞いてくるため、めんどくさいなと思うときが私も多々あります。
世間から甘えていると思われる
実家暮らしは家族に甘えている、といったイメージを持つ人も少なくありません。
そのため、友人や職場の人から「いつひとり暮らしするの?」「まだ実家なの?」などと聞かれると、つい後ろめたい気持ちになってしまう人もなかにはいるかもしれません。
でも、実家暮らしは別に悪いことでも甘えでもないと、私は思っています。
恋人や友人を招きにくい
ひとり暮らしなら、友人や恋人を自宅にすぐに招くことが可能ですが、実家では家族に断りを入れる必要があり、なかなか気軽には呼びにくいものです。
また、恋人を作りたいと思っても、家族との時間を優先するケースも多いため、思うように恋活や婚活を進められないと感じる人もいるかもしれません。
ひとり暮らしのメリット&デメリットは?
実家暮らしとよく比較されるひとり暮らしについても、メリットとデメリットを把握しておきましょう。
【ひとり暮らしのメリット】
- 誰にも干渉されず自由に生活でき、時間管理ができるようになる
- 経済的な支出を意識して生活できる
- 家事力がアップする
- 通勤や通学がラク
【ひとり暮らしのデメリット】
- 生活リズムが乱れやすい
- 家事が負担になる
- お金の管理がうまくいかない可能性が高まる
- いざというときに頼れる人が自宅にいない
ひとり暮らしでは、基本的に自分のことを自分で管理するスタイルのため、家事や金銭管理・時間管理など、多くのスキルが身につきます。
一方で、ダラダラとしても誰にも叱られないため、ひとたび生活リズムが崩れたり金銭感覚が狂ったりすると、なかなか元に戻すのが難しいと感じる点が主なデメリットです。
実家暮らしが向いている人はこんな人
では、どんな人が実家暮らしをすべきでしょうか?
実家暮らしに向いているのはこんな人です。
実家暮らしによって、自分の目標を達成しやすかったり、生活リズムが安定したりするのであれば、無理にひとり暮らしをしなくてもかまいません。
世間の意見を気にする必要もありませんし、身近な人からマイナスのことを言われても、自分にとって実家暮らしのほうがメリットが多いのであれば、そのままで大丈夫です。
家族との同居がどうしてもストレスに感じるなどでなければ、実家のほうがメリットが多いのではないかな、と私は思っています。
実家での生活を最大限活かすためにやるべきこと
実家暮らしを継続するのであれば、デメリットを少しでも軽減できるよう意識して取り組むべきこともあります。
ここでは、実家暮らしの人がやるべきことを3つ紹介します。
家計管理を積極的におこなう
実家暮らしだと、家の生活費や家計状況を家族に任せてしまいがちです。
そこで、家計簿をつけたり、家族全員の生活費を把握したりして、積極的に家計管理をするのがおすすめです。
何にいくら使われているのかをチェックできれば、支出の無駄を減らせます。
また、仕事をしているなら、収入のいくらかを実家に入れてもよいでしょう。
家計管理ができると貯金もしやすく、将来的にひとり暮らしを始めた際も役立ちます。
貯蓄の仕方や将来に向けた資金づくりに不安があるなら、FPなどプロに相談してみるのもおすすめです。
年金・貯蓄の無料相談サイト「ガーデン」は、オンラインで無料相談対応しています。
相談するとプレゼントももらえるそうなので、気になる方はこういったサービスを活用するのもアリです!
家事を手伝う
実家暮らしだと、家族に家事の多くを頼ってしまい、なかなか自立しにくい状況に陥ります。
そのため、自分から積極的に家事を手伝い、いつでも自立できるようにしておきましょう。
ただし、すべてを自分でやる必要はなく、分担しながら進めていくとお互い気持ちよく生活できます。
私も週に決まった曜日だけ炊事を担当しています。
ほかにも、掃除や洗濯を分担制にしていたり、家業を手伝ったりしてなるべく家族の負担を減らせるように心がけていますよ。
将来のことをよく話し合っておく
実家にいつまでいるのか、これからどうやって生活していくのか、など長期的な計画を同居家族と話し合っておくことも大切です。
将来の予定が分かれば、家族も協力してくれるかもしれません。
また、お互いの状況や心境を理解すると、家族とも適切な距離感で生活していけます。
まとめ:実家暮らしは悪いことじゃない!自分の未来のために実家暮らしを活かそう
この記事では、実家暮らしのメリット・デメリットについて解説しました。
- 実家暮らしをすると、経済的にも家事的にも負担が減る
- いつでも頼れる存在が身近にいるのでいざというとき困らない
- 生活リズムが整う
- 家族をやさしく見守れて、防犯対策にもなる
- デメリットは生活リズムの固定化や家族からの過干渉があること
- 自立の機会損失や世間からのマイナス意見も気になるポイント
- 恋人をつくりにくい点もデメリット
実家暮らしには多くのメリットがあり、年齢や状況にかかわらずあえて実家での生活を選択する人も少なくありません。
周囲からの意見から迷っているのであれば、まずは自分にとってプラスかどうかを考えてみましょう。
また、実家暮らしを継続する際は家族ともよく話し合って、協力しながら生活していく姿勢を見せることが大切です。
メリットを活かして、充実した実家生活を送れると良いですね!
最後まで、お読みいただきありがとうございました!