【ランサーズ】初心者が知っておきたい使い方と仕事の受注方法【認定ランサーの経験談】
自宅で副業や複業を始めるなら、まずはクラウドソーシングサイトの「Lancers(ランサーズ)」を検討する方も多いはず。
私も名前だけ知っていたランサーズを真っ先に調べて、登録しました。
でも、実際に登録しようとするとなんだか仕組みが難しそう……と不安な方もいらっしゃるでしょう。
そこでこの記事では、クラウドソーシング初心者におすすめなランサーズの使い方を解説いたします。
- ランサーズとほかのクラウドソーシングとの違いは?
- 【初心者向け】ランサーズの使い方
- ランサーズでプロジェクト案件を受注する方法
- 初心者でもクライアントから高評価をもらう方法
- スキルなしの初心者から受注18件で認定ランサーを達成した経験あり
- 受注案件はすべて高評価・完了率100%
- 在宅ワーク(Webライター)で自宅開業に成功!
- ランサーズ案件の稼働時間は1日1〜2時間
田舎暮らしや自宅開業、両親との同居生活などについても日々発信中!
家の中で短い時間でもいいから働きたい!
家計の足しに副業をはじめたい
不規則な生活で固定の仕事に就けない
こんな方に参考になれば幸いです。
ちなみに、私自身ほかの仕事の合間でも毎日コツコツと作業できていますので、本業がフルタイムの方でももちろん可能です!
ぜひ今日から実践して頑張りをお金に変えてみてくださいね。
ランサーズとほかのクラウドソーシングの違い
引用:ランサーズ公式サイト(記事内の引用画像はすべて同様)
ランサーズは日本で誕生したクラウドソーシングサイトです。
クラウドソーシングは、ネット上で仕事を探している人と仕事を依頼したい人をマッチングさせるサービスで、今では70社以上の企業がそのサービスを提供しています。
なかでも、ランサーズは知名度が高く、「利用者が50万人以上」「初心者に優しい」と評判なんです。
ランサーズには、2つの仕事タイプがあります。
ランサーズは仕事をしたい人が自由に仕事を探せる場所
まず、自分の興味や持っている資格・スキルを使って働く「ランサー」と呼ばれる働く人がいます。
私もランサーズで仕事を探して働いている人なので、ランサーです!
ランサーは、本業がある人や自営業の人、無職状態の人・学生さんでも登録をすれば、誰でもなれます。
また、ランサーには4つのランク制度があります。
- レギュラー
- ブロンズ
- シルバー
- 認定ランサー
※2022年4月時点のランク制度
仕事の受注実績やプロフィールの充実度などの条件を満たしていくと、どんどんレベルアップしていけるんです。
ランク | 条件の概要 |
---|---|
レギュラー | ・本人・秘密保持・電話確認済み ・プロフィールが詳細に登録されている ・最終ログインが1カ月以内 |
ブロンズ | ・プロジェクト・時間報酬・月額報酬・パッケージのいずれかで受注実績が1件以上 |
シルバー | ・過去1年間における受注案件完了率90%以上 ・過去1年間におけるクライアントからの「満足」評価が95%以上 ・メッセージの返信率80%以上(24時間以内) |
認定ランサー | ・報酬額が対象の仕事ジャンル内で上位20%以内 ・タスク承認率が90%以上 |
※※「ブロンズ」「シルバー」「認定ランサー」は「レギュラー」要件のすべてを満たしておく必要がある
ちなみに、認定ランサーになるのは難しいと言われていますが、仕事のジャンルによっては数カ月で認定ランサーになる方も多い印象です。
私も超のんびり受注で、「ライティング」ジャンルの認定ランサーになれました!
マークが付いて、なんか嬉しい。
ことはのプロフィール
ランサーズは仕事を依頼したい人にも使いやすいサービス
そして、ランサーではなく、仕事を依頼する人「クライアント」がいます。
クライアントは、法人であったり、個人であったりとさまざまです。
専門の企業に依頼すると打ち合わせで時間やコストがかかるため、スキルを持った個人にパッと依頼したい企業や個人が利用するイメージですね。
低コスト&スピード感のある流れで成果につながりやすいのかもしれません。
ランサーズで受けられる仕事の種類
ランサーズのランサーが受けられる仕事の種類を見てみましょう。
ランサーズでは主に4つの方式で仕事を受注できます。
- タスク方式
- コンペ方式
- プロジェクト方式
- ストア方式
※現在では名称やシステムが一部変更になっている場合もあります。
タスク方式
タスク方式の例
タスク方式では、特別なスキルは不要!
趣味のことや特技・興味のあるジャンルなど、気になるものがあればなんでも自由に取り組めます。
ただし、クライアントによっては作業条件を設けているケースもありますので、案件の詳細をよく読んでから作業に取り掛かったほうが安心です。
【クライアントが提示する条件の例】
- 年齢制限
- 経歴や職業・資格の制限
- タスクに参加できる回数 など
また、タスク方式は誰でもできる代わりに、報酬が安い案件が多いかもしれません。
たとえば、選択式のアンケートで3円、口コミ作成で10円など。
それでも、かんたんな作業をするだけですぐに収入に変わるのが魅力的かな、と私は感じます
コンペ方式
コンペ方式の例
「新しい会社の立ち上げるので社名を考えてほしい」
「ブランドのイメージにぴったりなロゴデザインがほしい」
「新商品のキャッチコピーを作ってほしい」
こんな感じで、クライアントからの依頼内容は幅広いです。
また、一人で何回応募してもよかったり、ほかの人の提案を確認できたりする案件もありますので、良いアイディアが思いつけばすぐに応募できます。
専門的な知識がなくても、イメージを膨らませられる方なら誰でも参加できる点も嬉しいポイント。
なみに、私も何度かネーミングにチャレンジしたことがあります。採用はされませんでしたが(笑)
初めてでも気にせずに、どんどん応募してみてください。
ほかの方の提案を見るだけでも勉強になりますよ。
プロジェクト方式
プロジェクト方式の例
クライアントが「この仕事、◯◯円で◯月◯日までにできる人いませんか?」と聞いて、「それ、私ならできます!」とネット上で立候補するイメージですね。
各案件には、応募締め切りが設定されているものの、締切前に良い人が見つかれば応募を締切るケースもあるでしょう。
そして、クライアントは一番ふさわしい人に依頼を出します。
複数のランサーを選出する場合は、一度案件をキャンセルしてメッセージなどでクライアントが連絡をくれるケースもありますよ。
私は、ライターなのでライティングの案件をメインに受けています。
ライティングに関しては、こんな感じの案件が多いです。
【クライアントが提示する条件の例】
- 文字単価1円で2,000文字を7日以内に3記事納品
- 文字単価0.5円で口コミ500文字の投稿を10件 など
専門性の高いジャンルや資格が必要な案件だと、単価や求められるスキルも変化します。
たとえば、薬剤師やFPなどの資格保有者や、マーケティングやプログラミングなど特定の分野に詳しい人だと文字単価が5円以上になることも珍しくありません。
そのため「このジャンルなら趣味のことだから書けそう」「自分の持っているスキルや資格を活かせそう」と感じる案件があれば、どんどん応募してみるのがおすすめです!
スキル出品方式(パッケージ出品)
スキル出品方式の例
スキル出品(ストア方式)では、特に得意なジャンルを自分のオリジナルサービスとして出品できます。
相場を見ながらではあるものの、1,000円〜50,000円の間で自由に価格を決められるのが良い点です。
もしプロジェクト方式で引き受けたい仕事がなかなか見当たらない場合は、スキル出品方式で出品してみるのもアリかもしれません。
ただし、スキル出品方式はランサー側が主体となって取引を進めるため、トラブルを避けるために詳細を設定しておくのが重要です。
【スキル出品方式でチェックしたいポイント】
- 納品後のイメージや作業量をなるべく詳細に記載する
- なぜそのサービスを出品するのかわかる補足を入れる
- クライアントへの依頼事項も記載しておく
同じジャンルで出品している人の書き方などもよく確認しておくと、出品のイメージがわいてきます。
ランサーズ初心者向け!使い方講座
では、ここからは実際にランサーズに登録する手順を紹介します。
完全初心者向けですので、ゆっくり進めていきましょう〜。
全部で6ステップです。
※(注意)私が登録したときと画面のデザインや流れが変わっている場合がありますのでご了承ください!
【ランサーズの登録手順:6ステップ】
- 会員登録
- プロフィール作成
- 本人確認
- 機密保持確認
- ランサーズチェック
- 口座登録
会員登録
まずは、ランサーズ公式サイトにアクセスします。
スマホ・パソコン、どちらでもOKです。
この記事では、パソコンの登録画面で解説しますね。
ランサーズTOP(2020年登録時)
「会員登録」ボタンをクリック。
ほかのサービスのアカウントでログインしたい場合は、提携ログインが利用できます。
利用しない場合は、メールアドレスをまずは登録しましょう。
メールが届いたら、アドレス認証のボタンにアクセスします。
会員登録に必要な情報を入力してください。
この画面まで来たら会員登録完了です!
お疲れさまでした!
プロフィール作成
会員登録が完了するとマイページが表示されます。
ことはのマイページ
右上のアイコンマークから「プロフィールを表示」を選択。
右上の「プロフィールを編集」をクリックしてください。
詳細入力画面で、順番に入力してみましょう。
ひととおり入力できたら、「保存する」で完了です!
プロフィールは好きなときにいつでも修正できますので、ひとまず入力できればOK!
本人確認
プロフィール作成まで完了すれば、ひとまず仕事は受けられる状態です。
しかし、細かい部分まで登録しておくと、信頼性がアップして仕事が受注しやすくなりますので、よろしければこの先も登録してみください。
まずは、本人確認です。
本人確認はプロフィール編集画面の左側にメニューがあります。
私は完了済みと表示されていますが、プロフィールで個人情報を入力していると、入力フォームが表示されますので、送信しましょう。
本人確認に使用できる書類はこちら。
【ランサーズ本人確認で使える書類】
- 運転免許証
- パスポート
- 外国人登録証明書
- 住民基本台帳カード
- 住民票
「名前・住所・生年月日」が載っている書類ですね。
ちなみに、マイナンバーカードは対象外です。
上記の書類で不十分な場合は別途公共料金の領収書などが必要ですので、よく確認しましょう。
フォームの提出後は、3〜5日程度かけてランサーズが情報を確認します。
本人確認の結果はメールが届きますので、承認されれば完了です!
また、承認されると、プロフィールにもチェックマークが付きます。
秘密保持確認
次に、秘密保持確認をしましょう。
プロフィール編集画面のメニューからアクセスできます。
ランサーズの規約を読んで同意すると認証されます。
先に本人確認をしておかないと、秘密保持確認はできませんので注意しましょう。
完了すると、自分の名前と住所が記載された状態で表示されます。
ランサーズチェック
そして、「ランサーズチェック」です。
プロフィール編集画面からアクセスして、「ランサーズチェックをうける」をクリックしましょう。
「はい」「いいえ」など、かんたんに答えられる質問が10問出ます。
ご自分の環境などを確認されるだけですので、ぱぱっとできますよ!
完了すると「完了しました」と表示されます。
ここで、電話番号確認も一緒にしておくと、さらにクライアントからの信頼性がアップしますので、一緒にやっておくとよいですね。
チェックがすべて完了するとプロフィールにチェックマークが付きます!
口座登録
最後に、一番重要なお金の受け取り設定をしておきましょう。
ランサーズでは、銀行振込に対応しています。
- 楽天銀行のみ:振込手数料100円(税抜き)
- それ以外の銀行:振込手数料500円(税抜き)
※2023年時点の金額です。
手数料を考えると楽天銀行にしておくのが断然お得です!
私も楽天銀行をランサーズに登録しています。
口座登録は、マイページの「支払い管理」からできます。
支払画面の上の項目に「報酬出金管理」のタブを選択してください。
- 出金方式
- 銀行口座
2つの項目を入力して、確認にチェックを入れてから「同意」ボタンを押せば完了です。
私は、今月は報酬が少なめだな〜と思ったときは「キャリーオーバー方式」にし、翌月になったら自動出金方式に切り替えています。
銀行手数料を考えると、初心者のうちはすぐに出金処理をせず「キャリーオーバー方式」にしておいて、ある程度お金がたまってからまとめて出金したほうがお得かもしれません。
ただし、報酬獲得から180日がたつと、自動で出金されますので注意が必要です。
ランサーズでランクをアップするには、プロフィールの作り込みが重要
ここまで完了すれば、ランサーズ初心者でも信頼度のある人だと認識してもらえるでしょう。
しかし、プロフィールにはまだまだ入力できる項目があります。
- スキル
- ビジネス経験
- 資格
- ポートフォリオ
過去の経験や実績をこまかく記載すれば、プロフィールを閲覧した人に自分がどんな人かをひと目で理解してもらえて、クライアントからの直接依頼も増えるかもしれません。
また、ランサーのランクを上げていくためにも、プロフィールを充実させるのは重要です!
「得意なものや入力できる資格・スキルがない」
そんな方もなかにはいらっしゃると思います。
私も登録したときは、「何も書くことがないよ〜」と焦りました。
しかし、仕事をいくつか受注すると、その実績や経験がスキルに変わりますので、必ず入力できますよ!
まずは仕事を受注してみましょう。
【認定ランサー直伝】ランサーズで初心者がプロジェクト案件を受注するコツ
初心者がランサーズで実績を積むには、やはりプロジェクト案件を積極的に受注していくのがポイントです!
そこで「未経験の初心者がプロジェクト案件を受注するコツ」を紹介します。
いずれも今日から実践できますので、ぜひやってみてくださいね。
提案文を作り込む
プロジェクト案件に応募する際には、「提案文」を書いてクライアントに送信します。
案件の提案文入力画面はこんな感じ。デフォルトでお見本アリ。
また、マイページから自分のテンプレートを登録しておくのも可能です。
マイページのランサー向けメニューから選択し、提案文の詳細を入力します。
案件のジャンルによって、伝えたほうがよい情報は変わりますので、ベースを何個か作っておくと便利でしょう。
私の場合は、「ライティング」と「データ入力」の仕事をメインに受注しているため、各仕事で必要な情報を載せています。
【提案文に載せる基本情報】
- 可能な業務
- 対応できる時間帯
- 経歴
- 志望動機
- 自分を採用するメリット
- 過去の実績
- 意気込み など
ただし、クライアントが提案文で「過去の実績のみ」「ライティングの構成案のみ」と記載事項を指定する場合もあります。
その際は、余計な情報は載せず、求められた情報だけを分かりやすく伝えましょう。
テンプレートを毎回そのまま送っても問題はありませんが、そこは就活の履歴書やエントリーシートと同じです。
クライアントがほしいと思う情報を考えて、各クライアントに合わせたものへ修正してから提出しましょう。
たとえば、こんなふうにアレンジします。
- 情報を載せる順番を入れ替える
- 「こんな人に興味を持ちそうだな」とクライアントの理想とする人材をイメージして、自己PRを付け加えておく
ベースは同じでも、違う文章を載せる工夫をするかしないかで、印象も変わりますよ。
また、クライアントが法人で企業ホームページなどがある場合には、そのサイトを確認してから提案文を考えます。
特に企業サイトに採用ページがあるときは、しっかり見ておくのがおすすめです!
どんな人が会社に必要なのかがひと目でわかりますので、その部分を満たす要素を提案文にも載せておきましょう。
最初は、ブロンズランク(レギュラー)状態です。
しかし、提案文をしっかりと作り込めば、認定ランサーが提案している案件でも受注できます。
提案文を充実させたことで、実際に私も案件を受注できました!
スキル(パッケージ)を出品する
プロジェクト案件に応募して、クライアントが当選者を決める際に、自分のプロフィールを閲覧してくれる可能性があります。
そのときに、スキルの出品をしておくと、どんな能力がある人なのかクライアントも把握しやすくなるんです。
まずは、1点でも出品しておきましょう。
たとえば、ライティングなら「農業に関する記事執筆」「1文字1円で5,000文字」「WordPress入稿を代行」など。
まったく出品できそうなスキルがないなら「アンケートに答える」「300文字のレビューを書く」などでも大丈夫ですよ。
できそうな仕事内容を自由に入力し、相場を調べて近い値段設定しておけばOKです。
また、仕事に応募しなくても、スキルを通してクライアントから申し込みしてくれるケースもあります。
スキル出品はマイページの「スキルを出品する」もしくはプロフィール画面の「スキル」タブから登録できますので、やってみましょう。
スキルは2種類あるので、得意なほうを登録すれば大丈夫です。
※現在の出品方法は以下とは異なる流れになっています。
- ビデオ方式
30分以上のビデオチャットでサービスを提供する - 納品形式
金額や成果内容が決まった状態で依頼を受け、期日までに納品する
ここでは、「納品形式」の登録画面を紹介します。
【納品形式で必要な情報】
- 出品スキルのタイトル
- 業種
- 販売価格
- 納期
- カテゴリー
- タグ
- 出品内容の詳細
- 購入時のお願い
- サービスのイメージ画像(サムネ画像)
すべて入力して、「出品する」ボタンを押せば完了です。
画像は、フリー素材や手作りで載せます。
わからない場合は、同じジャンルでのスキル出品例を比べてみると「いいな」と思うものが見つかりそうです。
「ライティング」で検索したときの例
スキルテストを受ける
そして、クライアントの中には「スキルテスト済」を条件にしてプロジェクト案件を出している人もいます。
スキルテストは、ランサーの能力を示すテストで、会員登録している人なら誰でも受けられるのが特長です。
「デザイン」「IT・プログラミング」「ライティング」から好きなものを受験できます。
私はライティング(基礎)を受験して、合格しました!
スキルテストに合格しているだけで、受注案件の幅が広がります。
もし不合格でも、2週間待てばまだ受験できますので、失敗しても落ち込まなくて大丈夫です!
案件が難しいと感じてもひとまず応募してみる
そして、「自分には難しい」と感じる案件でも気にせず応募して大丈夫です。
案件の詳細に、「資格要」など明確な基準がある場合は仕方がありませんが、そうでない場合は誰にでも応募する資格があります。
私も、はじめた頃は経験もなく、知らない世界のことばかりでどの案件に応募してよいのかわからず……。
何度も応募をためらいました。
しかし、思い切って応募したら案件に受かりました。
また、いざやってみると「案外できるかも」と感じます。
ライティングの場合は、「調べたら書ける」と思ったら、とりあえず応募してみるのがおすすめです。
誰でも対応できる案件は、多くの人が応募しているため、選ばれる確率も下がりますが、数を打てばいずれ当選します。
やってみて難しいものは、「苦手」「勉強不足」と気づけますので、ときには失敗を乗りこえつつ経験を積んでいきましょう。
ランサーズで初心者が高評価をもらうためのコツ3選【ライターの場合】
ランサーズ初心者がクライアントから高評価をもらうのは難しい、と感じる方もいらっしゃるでしょう。
しかし、クライアントから高評価をもらうポイントは、案件とは関係のない部分にもあるんです。
私も、認定ランサーになるために気をつけていたポイントがあります。
ここでは、私が意識していたポイントを3つ共有します!
クライアントの仕事進捗を気遣う
いくらネット上のお付き合いとは言え、画面の向こうには人間がいます。
自分と同じように仕事を抱えているクライアントがいるのです。
なので、クライアントがどんな状態で案件を発注しているのかを想像しながら、状況を気遣う姿勢があると親切ですよね。
依頼された仕事を完了させればそれで終わりの関係ではありますが、こちらがクライアントの進捗に合わせて仕事を進めることで、信頼度は上がります。
たとえば、依頼の開始から希望納期まで日にちがないときは、急いでいるとわかりますよね。
なので、予定より1〜2日早く納品するなどの対応をこちらができれば、クライアントも助かりそうです。
返信するタイミングはクライアントに合わせる
クライアントとのやり取りは、ランサーズ上のメッセージやワークスペースでおこないます。
どのタイミングでやり取りするかは、当然ながらクライアントの仕事リズムによってまちまちです。
そこで、どの時間帯ならクライアントがすぐ返信できるのかを把握して、その時間帯になるべく連絡を入れるようにします。
もちろん、こちらも生活リズムがあるので、100%合わせるのは不可能です。
しかし、「この時間帯に送ると返信がいつもより早いな」と感じる時間帯があります。
やり取りのタイミングをなるべくクライアントに合わせることを、数回でよいので試してみてください。
【クライアントのリズムを把握するポイント】
- 即レスが少ない
=即レスは苦手な可能性があり - 週末だと返信がこない
=週末は休みかも - 午前中だと返信が早い
=午後は忙しい など
クライアントがちょうどいいと感じるリズムで返信を出すことで、やり取りのストレスを減らしてあげられます。
また、なるべく無駄な会話を発生させない工夫も必要です。
- メッセージは1通にまとめる
- 何を聞きたいのかを短文で箇条書きにする
- 返信を急がない場合は「返信不要」にチェックを入れる など
ほんのちょっとのことですが、「返すのがめんどくさいな」と思われないランサーになることは高評価へのポイントです。
過去に終了した案件も修正点やサポートできる点がないか聞く
長期案件やリピートの直接依頼では、クライアントとのやり取りも増えてきます。
そのため、一度完了した案件に関しても「その後の不備はないか」「修正点はないか」など、サポートしたい気持ちを伝えると印象が良くなるでしょう。
クライアント側も、何度も募集して新しいランサーを雇うより、仕事ができて長期間依頼できるランサーに頼んだほうが不安も少なくコスパも良いです。
こちらにとっても、長期でお付き合いできるクライアントはありがたいですよね。
提案文を考えて、応募する生活からも抜け出せますし……(笑)
能力が上がれば、報酬を上乗せしてもらえる可能性だってあります。
そこで、長期間の仕事を手に入れるためにも、アフターケアする精神を忘れずに接するのが大切です。
こんな感じでやり取りするのを心がけているせいか、私は今のところ、毎回高評価をもらえています!
ランサーズ初心者が気になるマイナスポイント
最後に、ランサーズで活動を始める際に、初心者が気になるポイントをお伝えします。
これは、ランサーズに限らず、多くのクラウドソーシングの注意点でもありますので、一般的に起こりうる事象として参考になさってください。
手数料が高い
クラウドソーシングサイト経由で仕事すると、どうしても手数料が引かれてしまいます。
ランサーズであれば、契約金額(税込み)の16.5%です。(2023年時点)
また、クライアントが法人の場合には源泉徴収されるため、手元に残る金額は最初の金額よりも少なくなるでしょう。
そのため、毎回16.5%(+源泉徴収額)が引かれると考えたほうがよいですね。
単価の低い仕事が多い
初心者でも取り組める仕事は難易度が低い分、報酬も低く設定されています。
また、相場より大幅に低い金額で募集をかけているクライアントもいるため、割に合わない案件もあるでしょう。
「どうしてもプロジェクト案件の実績がほしい」「まずは勉強してみたい」なら、単価の低い案件にトライするのもありです。
しかし、そこで疲れてしまい「こんなに頑張ったのに◯円か」とショックを受ける可能性も……。
案件を受注する際には、多少難しそうでも金額面で後悔しないものを選ぶのが得策です。
クライアントの提案と実際の仕事内容が違う
プロジェクトの詳細画面で示された内容と、当選してから頼まれた仕事内容が違う場合もまれにあります。
「もっとかんたんだと思っていたのに」とギャップを感じるケースもあるでしょう。
その場合は、やるだけやってみていけそうなら頑張って完遂させ、難しそうならなるべく早めにクライアントと交渉します。
どうしても折り合いがつかない場合には、お詫びを入れて辞退する選択も考えましょう。
クライアントが音信不通になる
残念ながら、案件の納品後や、やり取りの途中で音信不通になるクライアントもいます。
悪質だと感じた場合には、運営側に連絡すれば対応してもらえますので、相談してください。
私は、悪質クライアントに当たったことはないですが、「依頼します」と言われたまま連絡が来なくなった経験は何度もあります。
「クライアントの経済状況が変わり、報酬を払えなくなった」なんてケースもありますので、悔しいですが割り切って次の案件を探しましょう。
毎回のように引きずっていたら、正直なところ身が持ちません(笑)。
初心者のうちは、マイナスポイントが気になって、前に進めなくなるときもきっと来るでしょう。
しかし、自分の取り組み次第で状況は好転できます!
めげずに挑戦していくのが、ランサーズだけでなくクラウドソーシングでの活動ポイントです!
頑張っていきましょう。
最後に:ランサーズ初心者はタスク案件で雰囲気をつかむのがおすすめ
ランサーズ初心者が知っておくべき、基本の使い方と案件受注のコツを紹介しました。
- ランサーズのプロフィールは初期段階でも充実させておく
- 提案文の作成やスキルを出品しておく
- クライアントを気遣いながらやり取りを進める
- 失敗しても落ち込まず、次の案件に挑戦しよう
私も、ランサーズをはじめた当初はなにひとつ使い方がわからず、ネットで調べても「得意がない」悩みを抱える人が見つからず苦戦しました。
しかし、コツコツと小さい案件をこなしていたら、自力で認定ランサーになれました。
あなたも、さまざまなジャンルにまずは挑戦してみてください。
はじめはタスク案件で「仕事の開始〜完了までの流れを知る」だけでも大丈夫です。
1件10円未満の案件も多いですが、「自分の仕事に価値がつく経験」は1円でも感動します。
雰囲気になれてきたら、プロジェクト案件・コンペ案件に応募しましょう。
一歩ずつ前に進んでいけば、「スキル」「得意」もいずれ見つかります。
無理せずに自分のペースで、ランサーズで稼ぐ未来を手に入れましょう。
私も引き続きがんばります!!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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