【ニート・無職1年以上の人向け】再就職の方法7ステップ|気をつけることやおすすめの仕事も紹介
無職期間が1年を超えてしまい、そろそろ再就職したいと思ってはいませんか?
しかしニートの再就職と聞くと難しいイメージがあり「うまくいかない気がしてなかなか行動に移せない」なんて方もいるかもしれません。
私もニート期間中に、ハローワークに通ったり求人サイトを眺めたりしたものの、良い仕事に出会えなかった経験があります。
しかし、現在は日雇いアルバイトを経てフリーランスとして楽しく仕事ができています。
そこで本記事では、私の経験も交えながらニートの再就職方法について解説します。
- 田舎出身でUターンした田舎在住者
- 在宅ワークで30代自宅開業に成功!
- キャリアカウンセリング資格所有
- 実家で家業の農業もしながら両親と同居中
田舎暮らしや自宅開業、両親との同居生活などについて日々発信中!
自分に合う再就職の仕方を見つけて、行動していきましょう。
ニートが再就職するための方法7ステップ
早速ですが、1年以上無職・ニートの方に向けて再就職をするための方法を7つのステップで紹介します。
- 生活環境を整える
- 友達と会って話す
- 自己分析をする
- 苦手な職種や再就職するうえで障害となるものを洗い出す
- 「これならできそう」と思う仕事の情報を収集する
- 仕事に必要なスキルの取得や面接に向けての準備をする
- 実際に応募してみる
1.生活環境を整える
まずは、仕事のある生活に備えて生活環境や習慣を見直しましょう。
夜型の生活になっているなら、朝に起きて活動をする練習をしてみます。
また、食事をきちんと3食取ったり、決まった時間にお風呂に入ったりして日々のルーティンを昼型に少しずつシフトしていきましょう。
私も寝るのが朝になることも多かった夜型タイプでしたが、同居家族の生活リズムに合わせて朝方に切り替えました。
現在は朝6時起きの超健康生活です!
2.友達と会って話す
適度に外出できる状態なら、友人や知り合いと会って話してみるのも再就職を進めるのに役立ちます。
例えば、友人がどんな仕事をしているのか、どんな風にして今の仕事に就いたのか、など参考になる情報がもらえるでしょう。
また、あなたにはどんな仕事が向いていそうかといったことも親しい友人ならアドバイスしてくれるかもしれません。
もし気軽に相談できる相手がいない場合や、外出が億劫ならオンラインの相談サービスを利用するのもおすすめです。
自治体が無料の窓口を設置していることもありますので、調査してみてください。
もしどこにも当てがないなら、ココナラなどのスキルマーケットでキャリアカウンセリングの資格を持つ人に相談してみるのもよいでしょう。
3.自己分析をする
人と会話してみて「自分」を俯瞰して見られるようになったら、自己分析してみましょう。
幼少期から思い出せることを振り返り、どんなことに取り組んできたか、何を頑張ってきたかなどを書き出してみてください。
ちなみに就職支援セミナーなどでは、グラフ化したり、年表にしたりして自分の人生を可視化する方法が多く用いられています。
書き出した情報に何か共通する項目があれば、それがあなたの強みとなる「得意」や「好きなこと」かもしれません。
4.苦手な職種や再就職するうえで障害となるものを洗い出す
自分の強みを把握できたら、反対に弱みについて調査します。
- これだけはやりたくない
- これがあるから再就職が難しい など
上記のように再就職するにあたってハードルとなっているネガティブな要素を洗い出してみましょう。
嫌な部分がわかれば、そこを避けて就職活動を進められます。
ちなみに私の場合は、家業を手伝う必要があり、家から出られない環境だったため、出勤型の仕事を除外して仕事探しを始めました。
5.「これならできそう」と思う仕事の情報を収集する
自分の得意・不得意がなんとなく見えてきたら、できそうだと感じる仕事や職種について調査してみます。
例えば、「営業は難しいけど事務はできそう」「週5勤務は厳しいけど週3ならフルタイムでも働けそう」など。
自分の考えた条件がいくつか挙げられたら、条件に当てはまる仕事を実際に探してみましょう。
仕事を探す際は、ハローワークや転職・就職エージェント、求人サイトなどを活用すると条件を指定検索できるため、探しやすいです。
6.仕事に必要なスキル取得や面接に向けての準備をする
めぼしい仕事を見つけられたら、すぐに応募せず、応募に向けた準備をおこないましょう。
職種によっては専門的な知識や技術・資格が必要なこともあります。
そのため、仕事をするうえで必須となるスキルについて学習を進めましょう。
ただし、種類によっては有料の講座を受講したり、資格取得に時間がかかるものもあるため、スキル取得までの時間もよく加味して進めます。
一方、特に資格や経験が不問の仕事なら、面接に向けたトレーニングを始めましょう。
履歴書の書き方や面接時の受け答えなどを練習します。
面接の練習は、ハローワークや自治体が主催するセミナーを活用するのがおすすめです。
7.実際に応募してみる
希望の仕事を見つけ、応募までの準備が整ったら、いよいよ応募です。
自分の条件に合う働き方ができるか先方と交渉しながら、面接を進めましょう。
失敗しても大丈夫です。
うまくいかなくても他の仕事がきっとありますので、立ち止まらず次の仕事に応募しましょう。
ニート歴が長い人は再就職よりまずはアルバイトがおすすめ
ニート期間が1年以上あり、再就職に自信がない方は、まずは小さくアルバイトから始めるのが安心です。
日雇いの仕事や短期アルバイトなど、単発の仕事をいくつかこなして仕事に慣れてきたタイミングで長期雇用のアルバイトや正規雇用を目指すのがよいでしょう。
私も日雇いのアルバイトをしながらハローワークに通って職探しをしている時期がありました。
ちなみにアルバイトから社員登用を狙うルートもありますが、社員登用されるまでに時間もかかりますし、必ずしも社員登用されるわけではないため、いきなりこのルートを目標にするのはおすすめしません。
参考として、正社員登用されやすい人にはこんな特徴があり、長期間働けていない人には少々ハードルが高めです。
- 自分に与えられた業務だけでなく社員が抱える業務のサポートができる
- アルバイトスタッフをまとめるリーダーシップがある
- 後輩スタッフの教育が得意 など
また、働きやすさや雇用条件などが社員になったら合わなくなる可能性もあります。
そのため、アルバイトをしながら自分に合う正規の仕事をゆっくり探していくほうが、ニート期間の長い人はよいのかもしれません。
再就職を目指すニートにおすすめの仕事10選
ここからは、無職・ニート期間が長くなってきた人に向けて、おすすめの仕事を10種類紹介します。
デスクワーク系
デスクワーク系の職種は、専門知識が求められるものもありますが、未経験でも可能なものも多く始めやすいのが特徴です。
ここでは3種の仕事を紹介します。
事務職
事務職は、企業のあらゆる事務作業をおこなう仕事です。
昨今はオンラインでもオフラインでも求人があり、自宅から出られない人でも働き先があるのが魅力だと言えます。
基本的なPCスキル(Word・Excelなどを使ったことがある)やテキストコミュニケーションができれば応募できる仕事も多いため、参入のハードルは低めです。
過去に事務関連の仕事をしていた人は即戦力となれます。
事務未経験でしたが、私もオンライン事務の仕事ができています。
IT系
IT系は幅広いジャンルの仕事があります。
プログラマーやエンジニア、Webマーケター、ITコンサルタントなどが代表例で、報酬は高めです。
専門知識やスキルが求められますが、これらの領域に携わった経験がある人ならすぐに働けます。
在宅ワーク
在宅ワークはオンラインでできる仕事の総称です。
簡単なものならアンケートやポイ活などが挙げられます。
ただし誰でもすぐに始められる仕事は、報酬も低めです。
それでも案件を多数こなしてくるとアルバイトに行くのと同じくらい〜正社員報酬程度は稼げるため、家から出たくない人にはおすすめです。
私は在宅ワークの中でもWebライティングを選択し、この仕事で開業しています。
在宅ワークの詳しい種類は別の記事にしていますので、興味のある方はご確認ください。
深夜・早朝稼働系
深夜や早朝に稼働する仕事は報酬も高く、日中の時間を自由に過ごしたい人におすすめです。
清掃業
清掃業やオフィスやビル、公共施設、商業施設などを清掃する仕事です。
人と接するのが苦手で黙々と作業を進めたい人に向いています。
また、綺麗好きで日頃から家の掃除をしている人にも良いかもしれません。
警備員
警備員は、企業や商業施設の警備をしたり、交通整備をしたりします。
未経験でもできる仕事が多いため、ブランクの空いている方におすすめです。
また、多くの場合勤務がシフト制になっているため、自分の都合に合わせて働けるのが魅力です。
工場員
工場関係の仕事は、工場で部品を組み立てる・検品するといった作業が多く募集されています。
また、未経験でも可能で、日雇いや単発の求人も多い印象です。
業務自体は単調なものが多いですが、立ち仕事が多いため、多少体力に自信のある人のほうが向いているかもしれません。
運送業・ひっこし業
運送業やひっこし業は、顧客の荷物を梱包・配送する仕事です。
特別なスキルは不要ですが、重いものを何度も運ぶ仕事のため、十分な体力が求められます。
運転が好きでトラックの運転も苦ではない人なら、楽しく働けるかもしれません。
人と接する系
人と会話するのが苦手ではないなら、接客・対人スキルが求められる仕事もおすすめです。
介護職
介護職には、介護施設での勤務や利用者の自宅へ赴くヘルパーの仕事が挙げられます。
資格が必要な職種もありますが、未経験でもできる求人が多くあります。
お年寄りと話すのが好きな方や、誰かを親身に支えて社会貢献がしたいと感じる人にはぴったりな仕事です。
イベントスタッフ
イベントスタッフは、ライブの会場設営や商業施設のイベント運営などをサポートする仕事です。
イベント準備時には多くのスタッフとコミュニケーションを図りますし、イベント当日には来場者の対応をおこないます。
大人数でわいわいと業務を進めるのが好きな人に向いているでしょう。
コールセンター
コールセンターの仕事は、電話を使って顧客対応をおこないます。
こちらから電話をかける仕事と電話を受ける仕事の2つがあります。
コールセンター業務は、在宅・未経験でも可能としている求人も多いため、自宅にいながら接客の仕事がしたい人にはおすすめです。
ニートが再就職する際にやってはいけないこと
最後に、ニート・無職の方が再就職活動を進めるうえでこれだけはやめてほしいというポイントを解説します。
私もどれも経験があり、つらい思いをしました。
働くことを優先しすぎる
まずは「働く」に固執すること。
ニート期間が長くなってくると、不安や焦りで「早く働かなきゃ」と感じ始めてしまいます。
焦って仕事を探すと、十分に企業調査ができず、ブラック企業や地雷案件に出会いやすくなります。
これでは、仕事に就いてから後悔すること必至です。
そのため、働くことだけに囚われすぎず、自分がより自分らしく働くための仕事を探しましょう。
面接の失敗時に自分や他人を責める
再就職を目指して就職活動を始めたものの、なかなか採用が決まらないこともあるかもしれません。
そうなると、自分や周りのことを責めて、イライラしてしまう人もいるでしょう。
しかし、自分や他人を責めても状況は変わりません。
むしろどんどん状況が悪化してしまう可能性もあります。
そのため、面接に落ちても決して自分や周囲の人を責めないようにしましょう。
「この仕事は自分には合わなかったんだ」と割りきって、次の応募に進んでください。
私も面接で盛大に失敗してしまい、不採用になった経験があります。そのとき、自分を責めてしまいしばらく次の面接を受けられませんでした。
しかし、行動しなければチャンスも巡ってこないと気づき、うじうじ悩むのを辞めたら仕事が舞い込んできました!
ひとりで再就職活動を進める
再就職に向けた活動をひとりで頑張る必要はありません。
ひとりきりで進めていくと、面接に落ちたときや選考がうまくいかなかったときに、いつまでもひきずってしまいます。
借りれる力は何でも借りて、周囲に頼りながら就職活動を進めたほうが、前向きに活動できますよ。
周囲の友人、家族、就職・転職エージェントなど相談できる相手は多くいるので、見栄をはらず素直にサポートをお願いしましょう。
自治体の相談窓口やハローワーク、民間のキャリアカウンセラーが多数いる「ココナラ」などのオンラインサービスを利用するのもアリです。
まとめ:ニート歴が長くても再就職は不可能ではない
ニート・無職期間が1年以上の方に向けて、再就職の方法や注意点を紹介しました。
- ニートが再就職するための7ステップ
- 生活環境や習慣を整える
- 信頼できる人に会って相談する
- 自己分析する
- 自分の「苦手」を理解する
- できそうな仕事について調査する
- スキル取得や履歴書作成・面接対策をする
- 応募する
- ニート期間が長いなら、アルバイトをしながら正規雇用の仕事を探すのがおすすめ
- ニートにおすすめの仕事は「デスクワーク」「早朝・深夜ワーク」「介護・接客」
- 再就職活動がうまくいかなくても自分を責めない
ニート期間が長くなってくると、焦りや不安も多く、なかなか思うように再就職に向けた活動ができない方も多いと思います。
しかし、焦っても良い仕事とは出会えません。
まずはじっくり自分と向き合い、周囲にも頼りながら一歩ずつ進んでいきましょう。
あなたの再就職がうまくいくことを応援しております!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!