実家暮らしの人は仕事できないの?実家暮らし女が語ります!仕事を辞める&休みたいときの対処法も
実家暮らしの社会人に対して、「実家暮らしだから仕事ができない」「自立できていない」とマイナスな言葉を投げかける人を時折見かけます。
また、「ひとり暮らしのほうが偉い」「自己管理ができている」と言って実家暮らしの人を差別している人もなかにはいます。
しかし、仕事ができないのは本当に実家暮らしが原因なのでしょうか?
この記事では、実家暮らし中の社会人が気になる「仕事状況」について、現役実家暮らしフリーランスが熱く語ります。
- 実家暮らしの人は仕事できないのか?
- 実家暮らしのままで仕事を続けるメリット
- 実家暮らしで仕事を休みたいときや辞めたいときはどうする?
実家暮らしをしながらの社会人生活に対して、お悩みを抱えている方に参考になると幸いです。
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実家暮らしの人は仕事できないってホント?
「実家暮らしの人は仕事ができない」
そんな風に思う人がいるのは事実です。
なぜなら、ひとり暮らしのほうが家事や炊事など日頃の生活を自分ひとりで対応する必要があり、自己管理ができていると考えているから。
たしかに実家暮らしだと親をはじめ同居家族に家事を任せていたり、分担したりと、負担を軽減できます。
一方でひとり暮らしは、自分ひとりで身の回りのことをおこないます。
そのため、仕事でも同様に高い業務管理力を持っているだろうと捉える人がいるんです。
また、生活費を同居家族に援助してもらっている実家暮らしの人を見て、自立できていない印象を持つ人もいるでしょう。
しかし、実家暮らしと仕事の出来不出来・自立の有無は関係がないと私は感じています。
実家暮らしでも家族に負担をかけないよう、家事や炊事を担当し、家に生活費を入れて生活している人も多くいます。
また、実家暮らしをしながら仕事で出世し、成功している人もいるでしょう。
実際、私も実家暮らしで社会人をしていましたが、会社から昇給の打診を受けました。
自分でいうのもなんですが、社内では評価されているほうだったと思います。
また、家にも生活費を入れていましたし、家事も分担していました。
実家暮らしでも仕事ができる人・自立している人はいるため、仕事ができない要因が実家暮らしかどうかは関係がなく、本人の性格ややる気によるかなと思います。
実家暮らしのまま仕事を続けるメリット
実家暮らしをしながら仕事をすると、実は多くのメリットを得られるんです。
ここでは代表的な3つのメリットをお伝えします。
貯金がしやすい
実家暮らしの人は、ひとり暮らしの人と比べて固定費を抑えられます。
実家なので家賃は不要ですし、食費や光熱費も家族と折半することが可能です。
そのため、収入から支出を引いても余りが生じるため、ひとり暮らしのときより貯蓄を形成しやすいでしょう。
私もひとり暮らしの頃はほぼ貯金できていませんでしたが、実家に戻ったら毎月しっかり貯金できるようになりました。
金銭的余裕から心も穏やかになる
支出が減って金銭的な余裕があれば、心にもゆとりが生まれるでしょう。
お金の不安を抱えずに生活できると、焦りも減り、日常を穏やかに過ごせます。
また、周囲にも優しくできたり、仕事ももっと丁寧にできたりと相乗効果も見込めるでしょう。
人によっては実家暮らしのほうがむしろ仕事ができる、といった状態になるかもしれません。
趣味や人との交流を存分に楽しめる
ひとり暮らしと比較して、家事に充てる時間を少なくでき、自分の自由時間を十分に確保できる点も魅力です。
自由時間が増えると、趣味も存分に楽しめます。
また、周囲から何かの誘いが来た際も、時間的余裕から参加しやすくなるかもしれません。
家族と家事を分担しているなら、家事にかかる負担も軽減できます。
私も以前より家で資格の勉強をする時間が増えました。
実家暮らしで仕事に行くのがしんどいとき・辞めたいときは?
メリットも多いとはいえ、実家暮らしをしながら仕事に行くことに対し「しんどい」「休みたい」「もう辞めたい」と感じることもあるでしょう。
そこで最後に、仕事がしんどくなったときや辞めるときの対応についてお伝えします。
素直に親に相談してみる
まずは、同居する家族に今の状況を話して相談に乗ってもらうのがベストです。
親ならあなたより多くの人生経験があり、ひょっとしたら自分では思いつかなかったアドバイスもくれるかもしれません。
しかし、「辞める」「休む」なんて言ったら反対されるに決まっている、と感じてなかなか相談できない場合も多いでしょう。
そんなときは、金銭面・精神面・自分のキャリアについて、少しでもポジティブな意見を交えて伝えるのがおすすめです。
「新しい仕事を見つけたほうが(少し休んだほうが)自分はうまくやっていける気がする」など、前向きな意見を伝えてみましょう。
相談はせず退職代行サービスなどを利用して事後報告する
どうしても家族に相談できない場合には、思いきって行動に移し、あとから報告する方法もあります。
実際、仕事を辞めるときは、家族にも上司にも言いにくいものです。
そこで、先に行動して、自分自身の環境をガラッと変えてしまう方法もあります。
今は、退職代行サービスを使って仕事を辞める人も増えてきました。
なので、こういったサービスを利用するのもアリだといえます。
退職でなく休みたい場合は、行くふりをせず、休職代行サービスを使ってしっかり休むことも選択肢に入れましょう。
第三者に相談して客観的な意見をもらう
家族や友人、職場の上司や同僚、誰にも悩みを言えないときもあるでしょう。
そんなときは、オンラインのカウンセリングや相談サービスを利用してみるのもおすすめです。
見ず知らずの他人相手だからこそ話せることもあるでしょうし、第三者だからこそもらえる意見もあるかもしれません。
悩みを話せば、案外スッキリするケースもあるので、誰にも相談できず悩んでいる人は、相談サービスも利用してみましょう。
仕事の出来不出来は実家暮らし・ひとり暮らしとは関係ない
この記事では、実家暮らしの人は仕事ができないのか?について解説しました。
- 実家暮らしの人は仕事ができないと思っている人はいる
- 実家でも自己管理&仕事ができる人は多くいるので気にする必要はなし
- 実家暮らしのまま仕事を続けたほうがメリットが多い
- 仕事がつらいときはまずは家族に相談
- 解決が難しいときは代行・オンラインサービスを利用する
実家で生活しながら仕事をしていると、さまざまな悩みごとが出てきますよね。
周囲から「実家だから甘えている」や「実家でラクなんだから残業して」などのやっかみを言われることもときにはあるかもしれません。
しかし、実家暮らしだからこそ得られるメリットも多くあります。
つらいときには誰かに相談したり、思いきって休職や転職したりしながら、問題を解消していきましょう。
実家暮らしを楽しく続けながら自分のキャリアも構築していけたら最高ですね!
最後までお読みいただきありがとうございました!