農業しても日焼けしない対策方法教えます!【色白キープ中】
外での農作業って、めっちゃしんどいですよね〜
晴れている日は日差しも強くて、夏場なんかはお肌が小麦色になってしまってる農家さんもよく見かけます。
特に女性は「日焼け=シミ&そばかす」の原因になるので「日焼けしたくない!」と外に出るのが嫌になる方も多いはず……。
そこで、本記事では現役農家視点で日焼け対策を紹介します!
- 農業しても日焼けしない方法3選
- 熱中症対策におすすめのグッズ
- 田舎出身でUターンした田舎在住者
- 在宅ワークで自宅開業に成功!
- 実家で家業の農業もしながら両親と同居中
田舎暮らしや自宅開業、両親との同居生活などについて日々発信中!
外作業をしながらも、周囲から「色白だ」と言われる私がいつもしている対策方法を紹介します。
農業をしていない方にも参考になれば嬉しいです!!
農業しても日焼けしない対策方法はこれ
農業をしても日焼けしない対策方法は以下3つです。
- 色合いに注意したファッションにする
- 日焼け止めを塗る場所に気をつける
- 日照に合わせて作業時間・作業場所を変更する
色合いに注意したファッションにする
まずは外側から!!
日焼けをしにくいファッションってなんだと思いますか?
とにかく肌を出さないこと?真っ白な服?帽子やサングラス??
どれも良い案ですし、私も実際に取り入れているものがあります!
しかし、重要なのはその色合いです。
太陽を反射できそうな明るいカラーの服を選んではいませんか?
実は意外にも「黒」が日焼け対策には有効なんです。
日傘で思い浮かべていただければわかると思うのですが、日傘って「黒」のものが多いと感じませんか?
実は、黒は白に比べると、紫外線の吸収率が半分なのだそう。
海外のがん研究センターでもこの情報は示されていました。
Darker colors absorb more UV than lighter colors like whites and pastels. This means the UV rays are less likely to reach your skin.
(和訳)
白やパステルカラーなどの明るい色よりも、暗い色の方がより多くの紫外線を吸収します。つまり、紫外線が肌に届きにくくなるのです。
まさかですよね……。
見た目は暑苦しいのですが、黒は紫外線対策には有効なカラーです!
私はこれを意識して農作業ファッションを組んでいるのですが、農作業で「黒」を着るとある問題が起こります。
それは……
スズメバチ&アブにまとわりつかれること。
全身黒だと、いつ刺されてもおかしくない恐ろしい環境に変わるんです。
というのも、スズメバチやアブは攻撃対象にした相手の、色の濃い部分を狙ってくる習性があります。
そのため黒い服は、虫の多い環境では実は御法度なんです…
これを踏まえて私はインナーに黒いTシャツを着て、その上に長袖のネルシャツを着ることにしました。
ネルシャツは派手な柄や色にならないように水色とか淡い色の寒色系にしています。
もちろん素材はUVカット仕様のものです。
今は田舎のホームセンターやお年寄りが多い呉服店でもUVカットインナーを取り扱ってくれているので本当に助かります。
また、害虫は身体の低い部分はあまり狙ってこないので、ボトムは気にせず黒い(というかもう色あせて茶色い)チノパンをはいています。
あとは、帽子(農作業用の頭巾みたいなやつ)・首にタオル・足首が出ないように靴下2枚ばきで現場に出陣です!
季節ごとに素材や着る枚数は変えますが、ファッション自体は年中ほぼ同じですね。
気温30度超えでも、長袖/長ズボン/帽子は絶対に欠かせません。
ただし、厚着しすぎて熱中症にならないように注意してくださいね。
日焼け止めを塗る場所に気をつける
次に、日焼け対策にはマストの「日焼け止め」です。
日焼け止め自体はご自分に合うものを使っていただければと思います。
私は過去に400円くらいのものから3,000円くらいのものまでいろいろ試しましたが、結局一番好きなのはビオレさんのやつです。
安いし、私のお肌にも合いました。あと、普通の洗顔料やボディーソープで落とせるのでラクです!
そして、これを顔・体に塗っていきますが、意外と見落としがちなのが、「首」「耳裏」「手・指」「腕の裏側」「足首」です。
どんなに防備してても、このあたりは気づかないうちに日焼けしています。
そのため、私は特に「首」に念入りに塗ってます。
頭巾もかぶってるし大丈夫かと思いきや、作業では下を向くことが多いので、実は一番日差しを浴びやすい箇所です。
あとは、服と肌の境目になる場所も注意しています。
服を脱ぐと色が違う、なんてことがあるとショックですよね。
なので、境目になる部分にもしっかりと塗っています。
そして「腕」は皆さん塗っていると思いますが、表側しか塗っていない人も多いのでは……?
回数は少ないかもしれませんが、裏側も日差しに当たる可能性があります。
日焼けどめは、腕も両面塗った方が安心です。
日照に合わせて作業時間・作業場所を変更する
最後に「作業時間・場所」についてです。
農業をされている方なら、毎日・1週間・1ヶ月の作業スケジュールって何年も同じにしている方も多いと思います。
今月はコレを終わらせる!ときちっと予定に沿って取り組まれていますよね。
もちろんお天気との闘いでもあるので、予定倒れも日常茶飯事……。
「明日は雨だから明日の作業も今日終わらせたい!」と無理をされている農家さんも多いと思います。
ですが、炎天下での作業はやはり日差しが強いですし、体力も2倍消耗します。
そこで、日照に合わせて作業場所を調整するのがオススメです。
私の家では、日当たりの良い場所での作業は気温が低くなる時間帯に。
それ以外は日陰を選んで作業をおこなっています。
どうしても場所を変更できない作業は諦めてふん張ります…
我が家では、特に日差しの強い夏場は「刈払機を使用した草刈り」がメイン作業です。
なので、草を刈る場所や時間帯はその日の天候や気温をみて相談して決めています。
農業日誌をつけている方は、昨年の今日はココをやったから、今年も同じ順番で!と作業している方が多いですよね。
しかし、毎年日当たりや気温は変化しています。
例年通りでなくても良さそうな作業なら思い切って変更するのもアリです。
農業している人向け|倒れないための熱中症対策4選
日焼け対策は万全でも、肝心の体力が尽きてしまったら作業どころではありませんよね。
夏に限らず日差しの強い日は熱中症にも注意が必要です。
貧血な私が取り組んでいる熱中症対策をおまけでご紹介します。
水を持ち歩く
水分補給は30分に1回、少なくとも1時間に1回はとってます!
作業場所には、水筒を持っていくのがオススメです。
他にも凍らせたペットボトルを持っていくこともあります。
ちなみに私は虫が寄ってくるのが嫌なので、香りのある飲み物は持参しません。
水オンリーです。
無香料の冷却スプレーを作業着にかける
作業着に着替える前には、身に付けるもの全てに衣類用の冷却スプレーを振りかけてから着替えます。
これをやってるとやっていないとでは全然違います!!
風がふくとめっちゃ涼しい〜
帽子の裏側や首にまくタオルにも使います。
こちらも虫除けのために無香料かミントの香りのものしか使いません。
(とにかく虫NG!)
また、タオルについても「一度濡らせば、その後は振るだけで何度でも冷たくなる」冷却機能が備わったものを使っています!
首からかける扇風機を使う
あまり激しく体を動かさない作業のときは、首かけ扇風機を使います。
音が気になるけど、やっぱり風があるだけで清涼感が違いますね。
安価で軽い商品もたくさん販売されているので、「壊れてもいいや」という気持ちで使っています。
マスクをつけるときはハッカ油をたらしておく
そして、マスクです。
農薬を使ったり、ご近所の方と会ったりする環境になるときにはマスクをして作業します。
農業用のマスクって分厚くて本当苦しい…
そんなときには、外側にハッカ油を数滴たらすのがおすすめ!
スースーして息苦しさも少しだけ軽減されるため重宝しています。
最後に:農業による日焼け対策より夏場は無理をしないのが一番です
この記事では、農業しても日焼けしないための対策を3つ紹介しました!
- 黒を取り入れたファッションを組む
- 日焼け止めは、首/耳裏/手指/腕の裏側/足首もお忘れなく
- 気温が低い時間帯&日陰を選んで作業する
あと、私がしている熱中症対策もお伝えしました。
でも一番大切なのは「無理をしない」ことです!!(極論)
農作業は体力勝負なので、自分との闘いですよね。
私はメンタル体力ともに人並み以下なので、しんどいと思ったらすぐ休憩しています(笑)
あなたもどうか無理せず、ご自身の体調を気遣いながら楽しく農作業をしてくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました!